子ども達は私にとって何なのだろう。
あと1週間で2月が終わり、あと1ヶ月で今年度が終わる。
歩けなかった子どもは、歩けるようになり。
話せなかった子どもは、話せるようになり。
両親と一緒じゃないと遊べなかった子どもが、一人で遊ぶようになり。
おしめをしていた子どもが、パンツになったり。
子ども達は毎日成長している。
私はどうだろう。
成長しているのだろうか?
自問することがかなりある。
私もまだまだ成長したい。
子どもはそんな私の師かもしれない。
1cm身長が伸びると、子どもは転ぶ。
今までと違う足の長さ、見える世界に戸惑う。
それは常に新しい世界を見れる能力だ。
私は、身長も伸びないし、
転ぶこともあまりない。
ただ、いるだけでは成長できない。
だから、大人は子どもの気持ちを忘れてしまうのかもしれない。
毎日が新しい世界。
毎日が新しい発見の連続。
そんな大人たちが子ども達の教育方法について話し合う。
そのことにどこか違和感を覚えた。
勝手に成長する子ども達に、
成長できない大人たちは何をしてやれるのだろうか。
成長を忘れた大人たちが、
成長を日々続ける子ども達の喜びをどう感じることができるのだろうか。
人生の先輩として、導くなんて。
大人は、戦争をし、地球を破壊し、うそをつく。
子ども達はそんなことはしない。
大人は、めんどくさがり、汚れを気にし、虫を勝手に嫌っている。
子ども達とは反対のことをしている。
そんな大人が子ども達が成長し、楽しむ教育を作れるのだろうか???
だから、私は子ども達にすべてを任せることにした。
子ども達を信じているから。
成長しているものにしかわからない感覚があると思うから。
明日もまた、子ども達を信じて委ねる時間を楽しもう!!
園長太郎