学生時代の友人と会う時、


モヤモヤすることがあった。


それは、

どこへ行くにも

わたしが運転すること。


ちょっとそこのカフェに行くにも、

1時間以上かけて

ショッピングモールへ行くにも、

いつもわたしだった。


会ってるとき、

その友人は会話から

「え、じゃあわたしも今度そこ行きたい!」

と次会う時の目的地を提案してくる。


でもわたしの心の中では

それ、またわたしが運転するんでしょ…


そりゃ、乗ってるだけなら

楽だし、ガソリン代もかからないし


あそこ行きたい

今度はここ行きたいって


まあまあ距離あるとこも

ポンポン言うよね


って思ってた。


会うのは楽しいけど

モヤモヤがいつもあった。


でも

わたしもいけないんだよな。きっと。


だって

「じゃあ次は運転よろしくね!」

って言ったことがなかったから。


人に頼むとか

お願いするとか


それで断られたら…

気まずくなったら…

って思っちゃってて、


言うことをあきらめていた。


結果、

モヤモヤが残ってしまってたんだ。


腹の中の文句は、


運転をお願いしたのに断られた。

断るのにお出かけしたいは提案してくる。

運転してくれたはいいけど、

運転の疲れやガソリン代のことは

文句言ってくる。


この反応をされてからにしよう。


そう思った。


勇気がいるけど、

今後、その友人と長く付き合っていきたいなら

ちゃんと言おう。


言ってダメなら

仕方がない。

それまでのご縁だったということだ。