「みやこめっせ」でイルカと泳ぐ日☆ | 旅ログ~とある京都フミンの奇妙なおでかけ☆

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さて京都市は左京区・岡崎公園にあります「みやこめっせ」こと京都市勧業会館では、毎年10月の最終土曜と日曜に、年に一度の美術関係者待望のイベント「京都画材まつり」が開催されます。


2009京都画材まつり


かれこれ20年以上続けられているらしい定例イベントで、かつては6月の最終土曜と日曜に行われていたのですが、ここ最近は10月に行われるようになりました。「芸術の秋」に絡めているのでしょうか?


京都画材まつり2008


毎回みやこめっせ1階の大展示場を使って、画材会社の新製品やお買い得商品の展示・販売が行われたり、市内画材店による誰でも参加できる美術制作ワークショップが行われたりと、美術に興味のある人にはけっこう楽しめるイベントなのです。


今年も10月24日と25日に開催されるのですが、今回のネタは例によって昨年2008年の事。件のイベントに出かけた際、偶然にも同じみやこめっせで開催されていた、イルカの絵でおなじみのとある「世界的アーティスト」のイベントにまつわる噺です。


-HCL-27
世界的アーティストLさん(画家・プロサーファー?)


その日は日曜日で仕事は休みだったのですが、あいにくの雨でした。天気は最悪でしたが画材まつりの最終日だったので、年に一度しかないイベントでもあるし、行かないわけにはいかないかなOo。。( ̄¬ ̄*)、と思ったので、無理して自転車に傘をさして行く事にしました。


京都画材まつり2008


でまあ画材まつりをひととおり見終わって、買うものも買ったし貰えるものも貰ったし☆もうする事もないし帰ろうかな…と思ってみやこめっせの外へ出ようと思ったら、生憎の土砂降りでしたヾ( ´ー`)。


前々々回の大鳥居のようにじっと無為な時間を過ごすのは嫌だったのですが、かといって何もする事はない。仕方がないので、こういった時のために持ち歩いているケータイアプリ替わりの文庫本でも読もうかと思ったら、こういう肝心な時に限って文庫本を忘れてしまっていたのです(T▽T;)。どうしようかと思って館内をうろついていたその時、件のイルカの絵でおなじみの世界的アーティスト・L氏の作品の展示即売会が行われているのを発見いたしました。


ラ○セン展示即売会


私はべつだんL氏にもイルカにも興味は無いので普段ならスルーするところなのですが、会場前の看板をよく見てみると下のほうにその当日が「作家来場日」である事が書かれていたので、「ユーメー人が来るんだったら噺のタネに行ってみてもいいか」と思い、入場してみる事にしました。


L氏来場


…まあ会場内は著作権の関係で主催者が撮影禁止にしているので写真は無いんですが。で、会場内にはこういったイベントにはお決まりの「将来的に価値が上がる」とされている、画家L氏の作品のシルクスクリーン版画による複製画が1枚数十万円の値をつけて売られていました。この不況下の日本でそんな高い印刷物が売れるんかいな ( ̄¬ ̄*)?と思っていたら、どの絵も「売約済」の札が何枚も貼られていてL氏の日本での人気の高さが窺えました。…まあ、サクラかもしれませんがね☆ (※註)。


商談ルーム
一日何百万円が動く?!会場内の「商談ルーム」


で、件のL氏はというとまだ来ておらず、イベント会場内には絵画の展示場とは別に舞台付きの別会場が設けられていたので、そこで通訳を交えてのトークショーやらサイン会が行われるのであろうことが想像できました。また舞台上に白いイラスト用のボードが置かれたイーゼルがあったので、持ち芸(?)であるいつもの「マンガ太郎」チックなイルカの絵の早書きなんかをやろうという趣向のようです。


L氏の来場は午後3時からだったのですが、その約30分前の時点で会場は早くも多くのギャラリーでごった返しており、L氏の日本での人気の高さを感じさせました。


午後2時30分頃
午後2時30分頃


まだご本人登場のイベントの開始には時間があったので、さしてファンでもない私は時間まで会場の外をぶらぶらして時間を潰そうと思ったのですが、当日はこのイベントと画材まつり以外はこれといった催しも無いので、さして時間を潰せる訳もなく10分ほどで戻らざるを得ませんでした。


で、会場に戻って無為の時間を過ごしてイベント開始まであと少しという時になって、イベントの司会と思われる女性の声で「悪天候のためL先生の到着が遅れています」との旨のアナウンスが \(゜□゜)/ !何でも大阪から京都へ移動する途中、渋滞に巻き込まれて到着が遅れているとのこと。いつ始まるともわからないイベントを待つ事さらに十数分、ギャラリーの数はさらに増えてゆきます。


午後3時過ぎ
午後3時過ぎ


午後3時半頃、会場内に再度アナウンスが…「L先生が京都市内に入られたそうです。現在当会場に向かわれてらっしゃるので今しばらくお待ちください」とのこと。会場はどっと白けましたが意外にも帰る人は無く ( 大雨なので帰るに帰れないというのもあるんですが… ) 、ギャラリーはさらに増えてゆきます。


午後3時半過ぎ
午後3時半過ぎ


午後4時近く。「ようやくL先生が会場に到着されました」とのアナウンスが。どっとざわめき立つ会場。しかしなかなか先生は現れません。一体どうしたのかと会場がさらにざわめき始めるのですが、到着後およそ十数分後の午後4時過ぎ、イベントの女性司会者が舞台に現れ、長時間待たせた事を謝罪するコメントの後、ようやくL先生のイベントが開始されました。舞台袖の黒いカーテンの奥から会場女性スタッフにうながされてやっとこさL先生登場☆実に1時間以上遅れてようやくイベントスタートです。


午後4時過ぎ
午後4時過ぎ


さてイベントが始まってみると、通訳の人を介して会場に集まった人達へ到着が遅れてしまった事への謝罪、そして入場者との質疑応答とごくフツーに進んでゆきました。


到着したL先生
到着したL先生


で、最後に舞台上に用意されたボードにお約束のイルカの絵の早描きをやり、希望者相手にサイン会が催されて、世界のL先生の来場スペシャルイベントは終了いたしました。


L先生アップ
L先生アップ( ウホッ、いいガタイ )
描くL先生
描くL先生
花束贈呈
花束贈呈


…この間、所要時間約20分。こういうものは時間が長ければよいという訳でも無いんですが、開始時間から約1時間待たせたのだから、もう少し何かサービスしても良かったんじゃないかとも思うんですが…まぁ舞台上で何かするのが本芸という人ではないので、せいぜいこんなモンで許してもらえるんでしょうか。売れてるヒトはいいですなぁ ( ̄¬ ̄*)☆。


帰るL先生
帰るL先生( なぜか一瞬チラ見☆ )


と、いうわけでイベントが終わる頃には雨は降り止んで…いるはずも無く、多少小降りにはなっていたので、もうホントにみやこめっせでは何もする事が無くなったので、来た時と同じように傘をさして自転車に乗って自宅に帰りました。…ちなみに今年の画材まつりの会期中はL先生のイベントはありませんので悪しからず。では最後にL先生が当日描かれたイルカの絵とともにお別れです。また次回~(^O^)/。


描かれたイルカの絵
描かれたイルカの絵



註:十数年前に同じような絵画の展示即売会で聞いた話なのですが、会場で販売を行うスタッフの人たちも取り扱っている絵画を実際に購入している「らしい」です。強制的に購入させられているのかどうかは判りませんが、そのようにして従業員によって購入された作品も「販売実績」とさせられている事は言わずもがなでしょう。