皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

私は千葉県で最も南部にある「安房歯科医師会」に所属しています。平成4年入会なのでもう30年です。

おかげさまで各所からお話を頂戴して栄養療法・アンチエイジング関連の講演をさせて頂いていますが、開業医のいちばん基本的な団体である「歯科医師会」からご依頼いただくことは余り多くありません。

まあ当然と言えば当然で、「栄養」というのはまだまだニッチな領域。歯科医師会ではある意味、最大公約数的なトピックが受け入れられやすいのはよく理解できます。

ところが、2年前に私には一つの転機が訪れます。令和元年房総半島台風の被災者となり、そして栄養療法を加味した支援活動を行ったことで「防災」の切り口で間口が拡がったのです。

（高原千葉県歯科医師会会長と）

そして昨秋、千葉県歯科医師会の防災対策担当者が集まる会議で講演させて頂く機会を頂戴することになりました。

そして、もう2週間ほど前になりますが、おとなりの歯科医師会である君津木更津歯科医師会からもご依頼頂き、お話させて頂きました。

（鋸山山頂から富士を望む）

君津木更津地区も、同じ台風で被害を受けた地域です。しかし「支援活動にどう動けばいいか分からない」という状況だったとのこと。

私はといえば、東日本大震災での情報収集と支援活動のおかげで、ある程度動くことができたのが幸いでした。その経験を話してほしい、とご依頼いただいた訳です。

とても熱心に聴講頂き、質疑もとても活発にして頂けました。本当に嬉しく感じました。

さらに「コロナ以降、恐らく2年ぶりくらい」という懇親会も開催頂き、夜が更けるまでお話しできたのが本当に有難い経験でした。

「またお役に立てることがあれば喜んで」と申し上げて帰宅しました。被災の苦労も報われた気がします。ありがとうございました。

（懇親会にこそ貴重な情報が）

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