皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

私は東北大学出身ということもあり、東日本大震災の支援活動を継続的に行なってきました。

それに加え、2年前の令和元年房総半島台風（15号）では自分自身が被災者となり、自ら支援活動も行いましたが、それ以上に被災者として多くの支援を頂きました。

そのいずれの状況でも共通していたのが、自衛隊の皆様の存在。民間ではとても実現できない質と量の活動は、被災地にとってどれだけ力になったか分かりません。

「何か恩返し出来れば」とは思っていましたが、いち個人で出来ることなどなかなかあるはずもなく、これまで過ごしてきました。

それがつい、2か月ほど前のことです。海上自衛隊館山基地から地元の安房歯科医師会を通じて、

「歯科室を支援してくれるドクターはいないか」

と打診があったのです。

自衛隊所属の歯科医師（歯科医官）は限られた人数で全国の多くの基地をカバーしなければならず、館山基地での診療日が確保しづらいとのこと。

そのために館山基地配属の歯科衛生士さんの活動にも支障きたしているとのことでした。

支援といっても報酬も頂ける仕事なので、実際には「協力」程度の話にはなりますが、

「是非やらせてください！」

とお願いしました。そして今日が初日となったのです。

（その２に続く）

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海自館山基地で医療協力 その１ 災害支援のご恩返しに

海自館山基地で医療協力　その１災害支援のご恩返しに