　皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

　今日は執筆の間をぬって、地元南房総でイタリア野菜のオーガニック栽培に取り組んでいる田倉剛さんのファームを訪問してきました。

　田倉さんとは以前から交流があり、今回はパッションフルーツのビニールハウスを見学させてもらいました。

　パッションフルーツが蔓（つる）になる果実であることすらハッキリとは知らなかった私には、本当に新鮮な体験となりました。

　ハウスの中に腰をおろし、房総での農業について彼とゆっくりと話すことが出来ました。

　房総という温暖な気候が南イタリアの野菜の栽培には適していること、しかし平地が少ない丘陵地帯のため大規模農業には適さない、だから高付加価値をつける農業を目指して都内のレストラン需要に特化している現状、そして台風の災害リスクなどを伺いました。

　私からは最大消費地である東京に近いというアドバンテージを生かす方策として、アンチエイジングに興味ある医療関係者や、一般の人たちとの交流機会を設定することなどの提案をさせてもらいました。

　房総には、海の幸も山の幸もまだまだ広く知られず眠っている自然の資源が沢山あります。それを上手く情報発信したい。そこではボアランティアなどではなく経済（お金）も回ることが必要。

「アクションを起こさないとですね」

と全会一致（二人ですが）して帰ってきました。

　頂いたパッションフルーツを味わいました。爽やかな酸味が口に拡がります。冬でも豊かに降りそそぐ房総の日差しのようです。

　今年は始めますよ。ハッキリしたらまたお知らせ致します。

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房総の地の利を生かしたアンチエイジング