皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
☆JSOMで連載開始
今年の点滴療法研究会の新年会、副会長就任のお披露目が終わりホッとしていた私に、日本オーソモレキュラー医学会(JSOM)事務局のIさんから
「Webサイトで連載を執筆してもらえないか」
との依頼を受けました。
このブログでも繰り返しお伝えしていますが、クチの健康は腸内環境に影響し、同時に中枢(脳)の機能をも左右しうるという「口腔脳腸相関」という考え方の普及を目指しています。そして私たちは食物などを通して土壌や周囲の環境とつながっています。
そこで、この連載では私達を取り巻く環境や土壌、そしてもっと広い概念の地域や地球全体の健康(プラネタリーヘルス)までのつながりを展望してみようと思います。
自分でも「とてつもない大風呂敷!」だとは思います(笑)が、100%的外れと言えなくもないエビデンスもチラホラしていますので、どうぞお付き合い頂ければと思います。
以下は冒頭に掲載の要約です。論文データなどを含む本文はJSOMのサイトでご覧ください。
(本文) 宇宙と宇宙を繋ぐ(1)
プロローグ フローラの健康と環境の健全
(要約)
歯科領域のアンチエイジング医学は近年普及が進みました。腸内環境(腸内フローラ)が全身の健康に大事なことはご存じの方が多いですが、口の中(口腔内)の細菌の状態が腸内環境や中枢神経の機能(認知機能)を通じて全身の健康に大きく影響することも分ってきています(口腔脳腸相関Ⓡ)。
腸内の細菌の状態は人種・地域により違いがあり、食事、生活習慣、年齢、ストレスなど様々な状況で変化します。新型コロナ感染症の流行に加え、がん・糖尿病・循環器疾患などの非感染性疾患も蔓延し、それらが相互にリスクを高めています。そこに社会的要因の悪化が加わった状況がシンデミックと呼ばれています。
ヒト、動物、環境の健康を同じ視点で考える「ワンヘルス」を目指すことは、ひいては地球全体の健全さであるプラネタリーヘルスに通じるものです。マクロの地球の健全性は、ミクロ的には口腔や腸の健康を出発点とするのかも知れません。
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