セミナープレビュー;なぜ私たち歯科が、消化器専門医との連携が必要なのか | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

「栄養療法が歯科臨床を変える」応用編プレビュー

~なぜ私たち歯科が、消化器専門医との連携が必要なのか~

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昨秋の「入門編」を受けて、来月開催するOMDセミナー「栄養療法が歯科臨床を変える」応用編でお迎えするのは、オーソモレキュラーに精通した消化器専門医、川井勇一先生です。今回の「応用編」の構想を練るにあたり、川井先生を招聘することを半ば前提で進めたといっても過言ではありません。その理由をお話したいと思います。

 

 

☆利用できなければ、意味がない

 「入門編」で皮膚科専門医の栗木先生をお迎えしたのは「皮膚と口腔粘膜の栄養アプローチが非常に似通っている」というのが大きな理由でした。治療前後で鮮やかに変化する栗木先生の症例画像に感銘を受けた参加者も多かったはずです。

 

 オーソモレキュラーの栄養アプローチの大前提は「必要な栄養素を、必要なだけ、必要な組織に届ける」ということです。静脈内投与や経皮吸収、あるいは吸入というのは何らかの制約や特殊な目的がある場合の手段で、栄養素を体内に取り入れるには「食事からの消化吸収」が一番重視されるというのは異論がないと思います。

 

 ところが、その大前提となる私たちの消化吸収の現状はどうでしょうか?

栄養療法的アプローチの経験がある皆様は思い当たると思いますが、「栄養欠損がある患者さんほど、ほぼ例外なく消化吸収の問題を抱えている」というのが現実です。「至適量の栄養素を補充しようとしても、それを必要としている組織に届ける力がない」ということなのです。高容量のサプリメントを使う前に、まず消化管の環境を整える必要があるということになります。川井先生からは、円滑な消化吸収を実現するために何が必要で、何を避ける必要があるのかを教えて頂けることと期待しています。

 

☆ピロリ菌感染と口腔

 その消化管の環境を悪化させている原因の一つが、ピロリ菌(Helicobacter pylori)感染による萎縮性胃炎です。

「それは知っているが、歯科との関わりは?」と思われる方も多いかも知れません。その疑問を持つのは我われ歯科関係者だけでなく、川井先生のような例外を除けば消化器専門医の先生方も同じだろうと思います。ところがここにも近年、様々なエビデンスが積み上がりつつあります。セミナーではその一端をお示しできると思います。

 

☆PPIをめぐって

 年明け早々に川井先生と打ち合わせさせて頂いた時、いくつか出た話題の中で特に重要と思えたトピックがPPI(プロトンポンプ阻害剤)に関するものでした。PPIを長期にわたって服用することの是非は、国内外で学術的に多くの議論があるところです。しかし現実には驚くべき頻度でこの薬剤は処方されています。栄養アプローチのための消化吸収を考えたとき、私たち歯科臨床家に出来ることは何があるのか、患者さんの利益のためにどうすれば良いのかをご参加の皆様とともに考える場にできればと思います。

 

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【事前準備には入門編DVD】

「かなり突っ込んだ内容のようで、ついていけるか不安」という方もいらっしゃるかも知れません。オーソモレキュラーの基礎的知識をお持ちであれば、事前に「入門編DVD」をご視聴いただくのも準備としては有用だと思います。ご検討ください。

入門編DVD ご紹介サイト(サンプル動画あり)

 

☆OMD主催セミナー 「栄養療法が歯科臨床を変える」応用編
4月30日 オフィス東京(東京駅八重洲口徒歩5分)
川井勇一+伊藤夕里亜+森永宏喜
続々お申し込み頂いています、お急ぎください
オーソモレキュラーの基礎を理解している歯科関係者が対象
お申し込みはこちら

 

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◆目次

序章 口の中の恐ろしい「もの言わぬ病」

第1章 全ての病気は歯から始まり、腸に至る!

第2章 認知症の原因も口の中にあった

第3章 食べていると確実に死に近づく食べもの

第4章 自分でできる歯と口のケア

第5章 いい歯科医とダメな歯科医

 

詳細は「書籍ご紹介サイト」でご覧になれます。

 

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