お父さん、お母さんへの感謝の気持ち。
今月の「到知」に感涙した記事があったので、転記します


教育は感化なり・・・「孝は百行の本 衆善の始なり」
(九州ルーテル学院大学客員教授 大畑誠也)

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私が考える 教育の究極の目的は「親に感謝、親を大切にする」です。高校生の多くは今まで自分ひとりの力で生きてきたように思っている。親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。・・・

「いままで お父さん、お母さんにいろんなことをしてもらったり、心配をかけたりしただろう。それを思い出してみろ。交通事故にあって入院したものもいれば、親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんとお母さんの弁当に文句をいったものもおる」・・・

「お前たちを高校へいかせるために、ご両親は一所懸命働いて、その金ばたくさん使いなさったぞ。そういうことを考えたことがあったか。学校の先生にお世話になりましたという前に、まず親に感謝しろ」・・・

「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思うものは、今、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ」・・・

「その手がねぇ!十八年間お前たちを育ててきた手だ。わかるか。親の手をね、これまで握ったことがあったか?お前たちが生まれたころは、やわらかい手をしておられた。いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、お前たちを育てるために大変な苦労をしてこられたからたい。それを忘れるな」・・・

人間として生まれて一番身近な、一番大切な存在って親じゃないですか。親は選べません。親も子は選べません。ならばそれをきちっと固めるしかないじゃないですか。後漢の書に「孝は百行の本 衆善の始なり」とあります。親孝行は諸々の行いのもとであり、諸々の善き事の始めでもある。昔よく言われた言葉を今はすっかり忘れてしまっている。・・・

子育ても同じでしょう。「親の生き方、在り方=親の子育て力」。人生とは何なのか、人間はどういう生き方をすべきかという価値観をきちんと持っている、そういう人はきちんとした子育てをする。だから自分がどういう生き方をしているか。それを大人は常に自問しなければならないと思います。・・・


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お父さんお母さん、ありがとう。
そして、REAYさん、ありがとう。
僕と一緒にいてくれる、友達にも感謝です。