定年後を豊かに生きる生活設計講座

定年後を豊かに生きる生活設計講座

50歳を過ぎてから、30年間近いサラリーマン生活を辞めて、社会保険労務士とFP(ファイナンシャルプランナー)として独立しました。主に講演会、セミナーなどの講師をさせてもらっています。定年前後のライフプランに参考になることを発信します。


テーマ:

定年後に生きがいを持って生きるのがいいとよく言われます。確かに定年後の人生が以前と違い大変長くなっています。私の父親の時代だと定年後は10年から15年ぐらいがほとんどでしたが、いま定年を迎える人の場合は、平均でも20年以上。4人に1人は30年以上もあります。

 

これだけ長い期間をただなんとなく過ごすのは大変ですし、危険です。認知症やロコモティブシンドロームなどのリスクを高めてしまいます。

 

セミナーの参加者などから「生きがいに、何かお勧めはないか?」と聞かれることがありますが、そんな時にお答えするのが「健康オタク」ということを生きがいにすることです。

 

「健康オタク」というとちょっと違和感を覚えるかもしれませんが、要は健康にいいと言われることをいろいろと調べて実行してみることです。

 

やってみるとわかりますが、「健康にいい」と言われることはとてもいっぱいあってまじめに取り組むといやになります。そこで、オタク的な趣味だと思って取り組むと意外と気軽にできます。趣味がそのまま健康にもいいという一石二鳥の生きがいというわけです。


テーマ:

2018/7/4付⽇本経済新聞 ⼣刊


年⾦加⼊40年のはずだが? 60歳前後の主婦に「空⽩期間」 社会保険労務⼠ 森本幸⼈さん
 

会社員の夫と結婚後ずっと専業主婦で、現在60歳です。20歳から結婚した23歳まで国⺠
年⾦保険料を払っていたので加⼊期間は40年あるはずですが、ねんきん定期便には35年と
書かれています。なぜでしょうか。


会社員など⽼齢厚⽣年⾦加⼊者の専業主婦の妻は現在の制度で
は「第3号被保険者」として保険料を負担せずに基礎年⾦を受け
取れます。この制度が始まったのは1986年(昭和61年)4⽉1
⽇。それ以前は、会社員の妻は国⺠年⾦の任意加⼊の対象者でし
たが、実際に加⼊していた⼈は多くありません。
結婚後、国⺠年⾦に任意加⼊はせず、86年に第3号被保険者
に切り替わった主婦は未加⼊期間を「合算対象期間」として年⾦
の受給資格期間に換算できます。ただ、その分は年⾦額には反映
されません。結婚から第3号被保険者になるまでの数年は「空⽩
期間」になっている可能性が⾼いのです。
相談者のように現在60歳の⽅が23歳で結婚して専業主婦となった場合、81年に結婚して
から86年に第3号被保険者になるまでの5年間が空⽩期間になります。40年間のうち実際の
年⾦加⼊期間は35年で、基礎年⾦の受給額は年68万1888円です。40年分の満額なら年77万
9300円ですから、約10万円少なくなります。
空⽩期間のある⼈が年⾦額を増やすには、65歳までの任意加⼊を勧めます。5年で負担す
る保険料は約98万円ですが、亡くなるまで毎年の年⾦額が約10万円増えます。さらに年⾦の
受給開始年齢を65歳から70歳まで5年繰り下げると年額110万6606円と、現状よりも約42
万4719円増やせます。
このようなケース以外にも、60歳時点で加⼊期間が40年に満たない⼈は結構います。91
年3⽉まで学⽣は任意加⼊だったので、その時期に20歳以上の学⽣だった⼈です。まずはね
んきん定期便で、しっかり⾃分の年⾦額を確認しましょう。
 


テーマ:

専業主婦である配偶者の年金が意外に少ないという話をしてきましたが、ではどうしたいいのか?ということを今回は説明したいともいます。

 

配偶者の年金が少ない理由が年金額の計算のもとになる期間(保険料を納めたか第3号被保険者であった期間)が40年に満たない場合は、60以降に任意加入すれば年金額を増やすことが可能です。

 

国民年金は60歳までが強制的に加入しなくてはならない期間で、60歳になると年金制度に加入しなくてもよくなります。でも、年金額の計算のもとになる期間が40年に満たないなどの理由で年金額が少ない場合、60歳以降も年金制度に加入して保険料を納めることができます。これが任意加入です。

 

60歳から65歳になるまで加入できますので、5年間期間が足りない人はちょうど満額にすることが可能です。保険料を納める必要はありますが、これをすれば配偶者に払われる国民年金が生涯増えた年金をもらえることになります。一般的に長生きする可能性の高い専業主婦の配偶者の年金を増やしておくことは効果的です。さらに、65歳になっても配偶者の年金を繰り下げることも年金額が増えて大きな効果を生みます。

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス