定年後を豊かに生きる生活設計講座

定年後を豊かに生きる生活設計講座

50歳を過ぎてから、30年間近いサラリーマン生活を辞めて、社会保険労務士とFP(ファイナンシャルプランナー)として独立しました。主に講演会、セミナーなどの講師をさせてもらっています。定年前後のライフプランに参考になることを発信します。

毎年、定年準備のセミナーをしていますが、最近思うことがあって久しぶりにブログを書きました。

 

それは、若い人を含めた世の中の夫婦像というのが共働き世帯が主流になっているのに、いま定年を迎える夫婦では専業主婦とサラリーマンの夫という世帯が多いということです。

 

いま定年を迎える夫婦ということは、結婚したのが30年ぐらい前ですから、まだまだ結婚したら妻は仕事を辞めて家庭に入るというような風潮の強かった時代です。そのため、専業主婦とサラリーマンの夫というパターンが多いということです。

 

このような夫婦の場合、気を付けないといけないのは、夫が死んだ後の年金です。その場合、妻は自分自身の老齢基礎年金と若干の老齢厚生年金というパターンが多いです。それに夫のもらっていた老齢厚生年金の4分の3が遺族厚生年金として妻に支給されます。

 

結果として、夫婦が健在だったときの年金額よりも月額10万円近く年金が減るのです。これではなかなか生活して行けません。夫の生前にその対策をしておかないと夫の死後、妻が生活に困るということが起きるのです。

 

この対策のひとつが妻の年金の繰下げです。繰り下げることで妻の年金が年率で8.4%増えます。これを使うことが対策のひとつだと思います。