ホームページを制作後に成果を向上させる対策は多くの会社が行っていると思います。
この効果向上対策として、アクセス解析と併用したいのがヒートマップです。
この2点をどう活用するかをご紹介したいと思います。
アクセス解析で問題ページを発見
ヒートマップでどこに問題があるかを発見
- 流入キーワードが違っている
- 上部の文章が全体的によろしくない
- 読まれた箇所の直前に大きな問題がある
分析可能なホームページ制作会社
ホームページ制作を行うと多くの企業さまが、基本的には集客対策に全力で取り組まれます。
しかし、集客対策だけでは、成果を出すことには限界があります。
例えば、SEOを事例にご紹介いたします。
確かにSEOは非常に優れた集客手法になります。
しかし、SEOに依存してしまうと、ある段階から急に頭打ちを始めるのです。
もちろん業種や業態的に常に新しい情報が出てくる場合は別でしょう。
しかし、例えば、わたしで言えば、ホームページ制作について原稿を書くにも限界があります。
ホームページ制作の新しい情報はそれほど多く出てきません。
そのため、かなり細分化をしていき、記事を公開していくのですが、その時に問題になるのが、カニバリゼーションです。
基本的には細かくなればなるほど、同じ検索結果で常時されるようになってきます。
単純に言えば、すでにネタ切れが発生しているため、グーグルが新しい情報を掲載していると認識してくれないのです。
そうなってしまうと、新しいキーワードで検索結果に表示されなくなってしまい、今あるキーワードで上位表示を狙うしかありません。
もちろんこれでも効果を発揮しますが、検索順位を上げるのは決して簡単ではないのです。
そのため、基本的にはその段階まで来れば次に行うのは、別の対策です。
- ソーシャルメディア運用
- リスティング広告出稿
- リアルでの告知
多くの企業さまが思いつく対策は上記でしょうか。
ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、ライン、ミクシー、グーグルビジネスプロフィールなどは、鉄板的な集客対策です。
そのため、当社では予算が無いのであれば、ソーシャルメディア運用を開始しても良いとは思っています。
しかし、ソーシャルメディアも同様に、実はSEOと同じく時間がかかるのです。
まずファン作りから始まり、トライ&エラーを繰り返しながら、最適な投稿内容を理解しなくてはなりません。
そのため、SEOだけでも十分に時間がかかったのに、そこから先は、もう少し時間短縮を行いたいと思うのが当たり前だと思われます。
そこで出てくるのが、アクセス解析とヒートマップです。
もちろん集客対策は継続していただきます。
また、予算を取れる場合は、ヤフーじゃグーグルの広告枠になる、リスティング広告、自社の取引先に配布できるリーフレットやパンフレットを作成し、リアルでの告知も効果を発揮します。
ただ、人を集めるだけでは、1つの対策ではそれなりに時間がかかるので、並行して成約対策を行うのが良いでしょう。
もちろん、SEOの状況によって作業範囲は異なっています。
例えば、今の売上だと月額5万円が限界かなと思えば、5万円でも問題ありません。
基本的には月額5万円ということは、年間60万円の予算になります。
これくらいの価格があれば、アクセス解析やヒートマップを業者に依頼しても十分に対応が可能です。
そしてその予算を使えば、1年間はSEOやその他の対策を行っても良いと思われます。
もちろん理想はこれらはアクセス解析業者への依頼になっています。
ただ、Webサイト制作会社でも十分に対応ができる会社があります。
昨今のホームページ制作会社は特徴あるサービスを提供しています。
そのため、ホームページ制作会社に相談をしたら、必ず適切な回答を貰えると思います。
アクセスやヒートマップはホームページの成約率を高めるためのデータを提供してくれます。
そしてそれらのデータはもちろん、1度利用したからと言って一気に効果を発揮することはありません。
さらにはホームページが抱える問題点は1つではなく複数です。
健康診断同様に1つのデータが改善されれば、ホームページの成果が一気に高まるケースはなく、バランスの取れた改善が必要です。
一般的にはこのアクセス解析とヒートマップはホームページ制作後にPDCAサイクルを回すのが効果を発揮します。
毎月少しずつ改善を行うことで御社のホームページは本当に高い成果を得れるのです。
現在集客だけに特化されているウェブマスターは、ぜひ当ページをご覧の機会に、アクセス解析やヒートマップを活用してみましょう。
導入はどちらもヘッド内に指定されたタグを挿入するだけなので、比較的簡単に行えます。