60年前になります。
私が、小学生だった頃、家を引っ越すことになりました。それまでは町の周辺の住宅地だったのが、急に街中の家になりました。新しい小学校に転校に行ってみると、校庭はコンクリートで、
休み時間は子どもたちは校舎の片隅にたむろして、うつろな目をしている子が多い感じがしました。それで、私は元の学校がいいと親に談判して、わずか一日行っただけで、バス通の暮らしになりました。
誰も友達もいない、寂しい通学になったのですが、唯一、降りるバス停の前に商店があり、
老夫婦の営む団子屋さんがあったのです。そのお団子を食べてびっくりしました。あまりに美味しかったのです。これが楽しみになって通えていたのかもしれません。
以来、私はお団子屋さんを見ると思い出して、食べてみるのですが、いまだにあのお団子の味に
行き着かないのです。
子供の時の味の記憶なんて、、、と思われるかもしれませんが、これが馬鹿にできないのです。
それからというもの、あのお団子を再現したいと思い続けてきました。
将来は、私自身があのお団子を再現してみたいと思っています。
以前、子育てに苦労していた経験があり、食べ物や教育などの根底に環境問題にぶち当たり、
子ども達に安心、安全なものを食べさせたいとの思いから、現代のファーストフードから、日本のお米離れを食い止めるべく、子ども達のみならず、お団子の普及を願っているのです。
今は研究をし、実際に食べ歩きをして究極のお団子の再現にまい進していきたいと思っています。
