4歳の妹は、本当に空気を読む子だと思う。長男が朝、学校に行けなくて泣いているとき、いつもなら「ママ、これやって!」「お着替え嫌だ!」って言いそうなタイミングでも、不思議なくらい静かにしている。お兄ちゃんの涙を見て、何も言わずに自分の準備を済ませている姿を見たとき、胸がぎゅっと締め付けられた。
「お兄ちゃん、今日はお休み?」と聞きながら、幼稚園に行く準備をして、自転車の後ろに乗り込む。泣いている兄を横目に、手を振りながら「行ってきます!」と元気に登園。
でも、健気な妹の姿に何度も救われているのも事実。兄が落ち込んでいる日には「お兄ちゃん、大丈夫だよ」ってそっと声をかけたり、幼稚園で作った折り紙を渡したり。まだ4歳なのに、こんなに優しい心を持っていることがすごく誇らしい。
その分、妹に「我慢」をさせてしまっていないか、心配になることもある。兄のことを優先する時間が増える中で、彼女の小さな「寂しい」や「甘えたい」を見逃していないか。それでも、彼女の笑顔に助けられながら、私も母親として少しずつ前に進めている気がする。