自宅Linuxサーバを構築してみる(11.2.GitBucket 設定変更) | りさーちゃーのたまご

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研究者になり損ねた社会人のつれづれ日記です。へっぽこソフトしかかけないけど、社会人研究職を目指します。
適当なソフト、語学(英語、中国語)、マラソン、旅行、ときどき小言。

【はじめに】
自宅Linuxサーバを構築してみる(11.GitBucket の導入) にて行った設定方法だと、問題が起こった。
あの設定に従うと、Tomcatのアドレスがhttp:/[IPアドレス] になるので、
gitbucketのURLも http:/[IPアドレス]/gitbucket と短縮できるのだが、
さすると以前導入したMediaWikiと干渉し、http/[IPアドレス]/MediaWiki でエラーとなる。

MediaWiki はTomcatで動くものではないのですね。
この辺りを全く理解せずに導入している私も悪いのですが、さすがにMediaWikiを犠牲にしたくないわけです。
研究で一旦区切りの付くアウトプットを出せたので、今のうちに試行錯誤でGitBucket とMediaWiki 両立環境にしようと思う(またこんなことを。)

【時間を戻す】
取りあえず、変えた設定ファイルを元に戻していく笑
1.
vi /etc/httpd/conf.d/proxy_ajp.conf
内を全てコメントアウト。この子がすべてのリクエストをTomcatに送る設定に変えてしまっていたよう。これだと普通のHTMLが動かなくなってしまうようなので、私の実現したい環境とは親和性が低かったのですね。私の調査不足。

2.
# vi /usr/local/tomcat/conf/server.xml

を開き、

<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
       connectionTimeout="20000"
       redirectPort="8443" />

をアンコメントアウトで有効に。
以下をコメントアウト。

<Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" 

3.
Apache と Tomcat を再起動

sudo /etc/init.d/tomcat restart
sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart

4.
サーバ内で次の両方のアドレスで正しく画面が表示されることを確認する。
http:/[IPアドレス]:8080/gitbucket
http/[IPアドレス]/MediaWiki 
 ※[IPアドレス]はlocalhostでもよい。

【クライアントからの接続確認】
1.
外からつなぐために、ファイアウォールの設定をしておく。
サーバからポート8080を許可すればOK。

2.
クライアントから次の両方のアドレスで正しく画面が表示されることを確認する。
http:/[IPアドレス]:8080/gitbucket
http/[IPアドレス]/MediaWiki 

これで一安心。あの連携設定は私の環境で不要だったとは…。

【リポジトリ移行】
さぁ、リポジトリのアドレスが変わったので、やっかい。
もういろいろ考えて面倒だったので、新しくリポジトリを作り直すことにした。
手順は自宅Linuxサーバを構築してみる(11.2 GitBucket とVS2013の連携)と同様だが、リモートリポジトリのアドレスにポート":8080"が挿入される点が異なる。

まぁなんかあったら過去のリポジトリをクローンすればいい。
ここでの目的は、過去の変更履歴を確認できることと、マイルストーン毎にコミットして精神安定を得ること。変なことで頑張るべきではないと言い訳をする。

【終わりに】
これでMediaWikiとGitBucketを無事両立できたわけです。MedeiaWikiに自作ソースコード規約が書いてあったのにアクセスできないのがつらかった笑。
あと、これは蓄積すべき!のメモやらURLが溜まりに溜まっている。ひえー。今から整理せねば。
取りあえず、一安心。良かった―。