砂糖は止めるのではなく、断ち切ること。

 

白砂糖は体と心に悪影響を及ぼすのは多くの人が認識していることと思いますが、白砂糖がダメなら、黒砂糖、はちみつ、ならどう?とか、はたまた甘味料ならどう?などと聞かれることはあります。が、その考え方は体と心にとって危険であります。

 

砂糖をやめられない人(わかっているけど止められない人)は何かに依存したがっているか、自律しようとしていないか、または、やめる方法ばかりを求めている傾向があります。
特に、やめる方法ばかりを求めているときは「なぜ、今そうすることが必要なのか?」と言う軸がないので、人の意見に流されてしまうことが多くなり、「止める」と言う決意ができません。

 

なので、白砂糖がダメなら他の糖類に。とその対象を向ける思考はすり替えているだけで根本的な問題へ向き合う姿勢になっていないので根本を断ち切りができていません。


これは、症状を抑えこんでいればいい。という原因に目をむかないその場しのぎの対症療法の思考と同じであり、その場しのぎにしかなりません。これは、砂糖への欲求を無理やり抑えるストレス状態なので、いずれここから脱するためにまた、砂糖へ手を出すことになります。
これは薬物中毒者がやめれない理由と同じであり、糖質中毒と言われる所以です。

 

甘さを断ち切るためには
糖質類全てを一度断ち切る意志を持ち、自分への一切の言い訳を断ち切ることです。
中途半端に止めていては未練が残るし、自分への甘さも残り、その自分への甘さがカラダとココロを蝕むのです。以前の僕がそうであったように。

 

砂糖はあくまで嗜好品です。あってもなくても僕たちの人生には大して影響はありません。その「甘さ」に振り回され無為な時間を過ごすより、砂糖や自分への甘さを理解したうえで関わりあえれば健康を意識しない生き方を実践できるでしょう。