★1993年1月4日(月) 東京ドーム

 

IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負

〇獣神サンダー・ライガー【挑戦者】<新日本>

(20分9秒、雪崩式フランケンシュタイナー→体固め)

ウルティモ・ドラゴン×【王者】<WAR>

 

NWA世界ヘビー級&IWGPヘビー級ダブル選手権試合 60分1本勝負

グレート・ムタ【IWGP王者】

(19分48秒、ムーンサルト・プレス→体固め)

蝶野正洋×【NWA王者】

※IWGP第13代王者・ムタが4度目の防衛に成功するとともに、第76代NWA世界ヘビー級王者となる

武藤「やっと(NWAの)ベルト獲った。や~っと獲った…。もう50回以上挑戦して初めて獲った。感無量です。

 勝因?いやぁ、もう開き直りですよ。何度も…スティング、フレアー、蝶野と挑戦して1回も獲れていないからダメ元でね。この前(12.28アトランタ)蝶野に完璧に負けたばっかだし。これでグレーテスト18クラブと3つ、オレ獲った。もうベルト余ってないでしょウチの会社。

 自分はNWAに行った時から、ずっと追い回して今一歩というところで、何回も負けているから…。本当にこのベルトだけは…本当はG1の時に獲りたかったんですけどね。愛着のある…フレアーがいつもオレに見せびらかしていたベルトだから、それが蝶野のところにいったというだけで、本当は凄いジェラシーっていうんですか。表情には何も出さなかったけど、気持ちの上では破裂しそうなぐらい、ジェラシー抱いてたから。

 ここまで来たらもう、武藤敬司もグレート・ムタもあまり関係ないような感じ。大阪(12.14)で馳選手とやった時に悪さというか、そういうものに限界を感じたっていうかね。心の片隅にあるちょっと…なんていうかな、そういうのがイマイチ悪くなれないというのが、自分でも気が付き始めていたから。でもまだ分からない。試合によってはどうなるか分からない。

 許されるなら武藤敬司で1回タイトルマッチというものを日本で…今までタッグでしかやったことないんで。武藤敬司が置いてきぼりにされていくみたいなんで、自分の中にジレンマというか、寂しさがあるから。

 防衛戦の相手はズバリ、今日のメイン(天龍vs長州)の勝者です!なんでダブルタイトルマッチでこんな前なのかっていう思いもあるんでね」 

 

IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負

△パワー・ウォリアー ホーク・ウォリアー【王者】

(14分38秒、両者リングアウト)

スコット・スタイナー リック・スタイナー△【挑戦者】

※第21代王者・ヘルレイザーズが初防衛