どうしよう....
ボク..歩けなくなるの?
やだ..ユノに会えないまま...
「 ほら..ジェジュン...」
ユチョンの肩を借りて
ボクは車椅子に座った
「 行くよ..ジェジュン..」
「 うん..ユチョン、
連れて行って..ユノの元へ...」
「 あぁ...分かった..
幸せものだな..ユノは...」
「 え? ..ユチョン?」
「 いいや..何もない
気にするな...」
ゆっくりとユノの待つ場所へ
ユチョンに連れて行ってもらう.....
「 ユノ..彼が来たわよ...」
ユノの彼女が言う..
「 ...ジェ ...ジュ
ここ...傍...に.....」
車椅子に乗ってユノの元へ..なんて
余裕はなかった..
動かない足を引きずってユノの元へ行った
涙が止まらない..
ボクが変な意地張ったばっかりに..ユノは..
「 ユノ...分かる?」
「 あぁ....ジェジュン...?」
「 うん...ごめん....ユノ...
ボクが悪いんだね...ボクが..」
「 ね..あなた..足?」
「 アイ..ジェジュンの足はな
精神的なもんで..少し動かなくなって
しまったんだ....」
「 ジェジュン....?」
「 うん...ごめん...」
ユノの手がボクの頬をなでる
あったかい..
ボクは...
声を上げて泣いた...
「 ジェジュン...泣かなくていい..
アイ..俺を起こしてくれないか?」
「 ダメ..ユノ、分かってる?
頭...打ってるのよ...」
「 あぁ..分かってる...
頼む..ジェジュンの顔みたいんだ...」
「 ユチョン..ボクをユノの近くに...」
「 あぁ..わかった...」
俺とアイは病室を後にした.....