ダバオの近況 | ダバオ案内所

ダバオ案内所

フィリピン国内で最も安全&快適な町「ダバオ」での観光、ロングステイ、生活情報について
NPO法人 日本フィリピンボランティア協会(JPVA)スタッフが現地からお届けします!

皆さまこんにちは!久しぶりの投稿となります。

 

 ここ最近で変化のあったことからフィリピン、ダバオの情報をアップデートさせていただきます。

まず、10月14日に羽田浩二新駐フィリピン大使が着任されました。ダバオへは過日12月14日に領事事務所主催で開催された天皇誕生日祝賀会にてメインホスト役を務められ、15日にはフィリピン日系人会やミンダナオ国際大学を訪問されました。羽田大使は1980年代にフィリピンに赴任されたことがあり、ドゥテルテ大統領との会談の際に「自分はBalikbayan(ダガログ語で帰国者)」であると話されたそうです。

 

 また、2017年12月4日よりダバオ領事事務所が新しい場所へと移動しました。

(住所:4th Floor, BI Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000, Philippines)以前本ホームページでご紹介した新しいハローワールド事務所からも近く、JPローレル沿いのアブリーザとビクトリアプラザの間に位置しています。混み具合にもよりますが、飛行場から車で約20~30分と、以前の領事事務所よりも空港からのアクセスが少し良くなりました。(領事関連窓受付時間8:40-12:30、14:00-16:30)

【在ダバオ領事事務所が入っているビルの外観。日本国旗のある4階が領事事務所】 

 

【領事事務所とハローワールドの位置】

 

 気になる治安情勢ですが、ドゥテルテ大統領は南部ミンダナオ全域に戒厳令を1年延長することを議会に要請し、2017年12月13日、上下両院により承認されました。ドゥテルテ大統領は戒厳令を延長する理由として、マラウィ市を占拠したグループのリーダーは殺害したもの「残党は新たなメンバーを獲得し組織再建を続けている」ことや、他のイスラム過激派勢力や共産党武装勢力による攻撃が激化していることを挙げています。それに伴い、現在の世界情勢も踏まえた上で、在フィリピン日本大使館からはフィリピンへの渡航者や在住者に対し、年末年始のテロに対する注意と警戒を促す情報が発信されています。

 

 ダバオに暮らしている実感としましては、ミンダナオが戒厳令下にあっても戒厳令前と生活に特別な変化はありません。ダバオ市の経済は発展し、高層のコンドミニアムやホテルの建設が進み、渋滞が日々ひどくなっているという状態です。今は12月なので市内はクリスマスムードでショッピングモールも買い物客で賑わっています。ミンダナオ全体が平和になり、ダバオ以外の地域も続いて発展していける日が来ることを祈っています。

【JPVAダバオ事務所付近にて】