動脈硬化予防とコレステロールのバランスについて
動脈硬化の予防のためには、コレステロール値とそのバランスを改善が何といっても必要です
脂質異常症の人のためのLH比
まずは、悪玉コレステロール値(LDL-C)をガイドラインの脂質管理目標値まで下げることが大事です。
そして、最近の研究で悪玉コレステロールが正常範囲であっても、善玉コレステロールが少なすぎる人は、動脈硬化が急速に進み、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を起こす人が多くいることもわかってきました。そのため、血液中の悪玉コレステロール値と善玉コレステロール値から計算できるLH比 (エルエイチひ)が、悪玉、善玉のバランスから動脈硬化の状態を読み取る指標として、注目されるようになっています。LH比 は悪玉コレステロール(HDL-C)÷善玉コレステロール(HDL-C)の計算式で求めることができます。
LH比 が高いほど、悪玉コレステロールが過剰で、動脈硬化が進行している状態と推測されます。逆にLH比 が低いほど、動脈硬化の進行が抑えられていると推測されます。
そのような中、悪玉コレステロール値をガイドラインの管理目標値まで下げたうえで、LH比 を指標として、脂質管理の目標値とする事が提唱されています。
LH比 =LDL-C(悪玉コレステロール)÷HDL-C(善玉コレステロール)
チェックコレステロール―あなたの管理目標計算はこちら―(http://www.check-lh.com/check/ )
自分では気づけない動脈硬化の怖さ
動脈硬化は、血管中に増えすぎた悪玉コレステロールが塊(プラーク)となって血管を詰まらせてしまう状態のこと。血管が詰まってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる怖い病気をもたらす恐れがあります。
でも何よりも怖いのは、動脈硬化には"自覚症状がない"ことです。
みなさんは、健康診断を定期的に受けていますか
健康診断を受けることで、血液検査の数値からコレステロールの異常がわかり、動脈硬化の予防につながります。
小さな異常でも見逃さずに普段から自分の体のことを知って、生活習慣の改善を心がけることはとても大切です。
ぜひこちらのサイトをご覧いただき、動脈硬化の怖さを知って下さい
(http://www.check-lh.com/
)
コレステロールには善玉と悪玉があることを知っていますか
コレステロールには、善玉と悪玉があることを知っていますか血管を詰まらせる塊(プラーク)の材料でもある悪玉コレステロールが増えすぎると、血管壁からコレステロールを回収する善玉コレステロールが少なくなり、とても危険です。
最近の研究から、悪玉コレステロールが正常範囲でも、善玉コレステロールが少なすぎると、動脈硬化が急速に進むこともわかってきました。
動脈硬化をもたらす最大の危険因子は、悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランス異常にあるといわれています。
ご自分の身を守るために、正しい知識と生活習慣の改善を日頃から心がけましょう。
動脈硬化の予防には、コレステロール値をチェックしてバランスの改善を
動脈硬化の進行をとめる、あるいは動脈硬化を減らすためには、悪玉コレステロール値をガイドラインの管理目標値まで下げたうえで、 LH比
を低下させることが重要です。
LH比
(管理目標値)は、悪玉コレステロール(LDL-C)と善玉コレステロール(HDL-C)の数値を元に計算することができます。
健康診断を受けた方は、ぜひ数値を入力していただきご自身の数値を確認してみて下さい。
悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスの異常を正すことは、動脈硬化の予防につながり、とても重要です。
動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの病気から身を守るためにも、ご自分のLH比
(管理目標値)をチェックしてみましょう。
LH比
(管理目標値)のチェックはこちらから
(http://www.check-lh.com/
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動脈硬化は自分では気づけない。悪玉(LDL)と善玉(HDL)のコレステロール値を把握しましょう。そして、そのバランス(LH)も・・・