庭の剪定枝や落ち葉の処分は、
毎年のことながら骨が折れる作業です。
特に住宅街では、煙や臭いで近所に迷惑を
かけないか気になり、思うように作業が
進まないことも多いのではないでしょうか。
私自身、効率よく、かつ周囲に配慮しながら
庭の手入れができる方法はないかと情報を
集めたところ、非常に興味深い製品を
見つけました。
それが、モキ製作所の家庭用焼却炉
「焚き火どんどん MP200」です。
この製品がなぜ多くの人に選ばれているのか、
その仕組みや注意点について、調べた内容を
お伝えします。
モキ製作所が誇る大容量モデル焚き火どんどん MP200の基本性能
モキ製作所は長野県に本社を置くメーカーで、
長年「木質燃料」を活用した製品開発を続け
ている企業です。中でも「焚き火どんどん」
シリーズは、煙公害の解決を目指して
開発された看板製品として知られています。
今回注目したMP200は、容量が200リットル
というシリーズ内でも大型のモデルです。
大きさの目安としては、一般的なドラム缶と
ほぼ同じサイズをイメージすると分かり
やすいでしょう。
材質にはステンレスが採用されており、
頑丈で野外での使用に適した作りになっています。
本体重量は約20kgとそれなりに重さがあるため、
一度設置場所を決めたら、頻繁に移動させるより
は定位置で使うのが現実的かもしれません。
独自の燃焼構造が生み出す無煙・無臭の仕組み
家庭で物を燃やす際、一番の懸念点は
「煙」と
「臭い」です。
MP200が「無煙・無臭」を謳える理由は、
特許技術である独自の燃焼構造にあります。
内部で空気の対流を制御する「うず巻き燃焼」
という仕組みにより、通常なら煙として出てしま
う微粒子まで高温で燃やし尽くします。
炉内の温度は800度から900度にまで達し、
臭いの原因となる分子やダイオキシン類を
熱分解できる設計になっているそうです。
実際に使用した人の意見をまとめると、
最初は多少の煙が出ることもあるようですが、
火が安定して高温になると、煙がほとんど
目立たなくなるという傾向が見て取れます。
この高い燃焼効率のおかげで、燃え残りが
少なく、最後には綺麗な「白い灰」だけが
残るのがこの製品の大きな特徴です。
法律や条例の壁は?家庭用焼却炉を安心して使うための知識
家庭での焼却行為については、法律による厳しい
規制があるため、
慎重に確認する必要があります。
原則として廃棄物の野外焼却は
禁止されていますが例外として認められる
ケースも存在します。
導入を検討する際は、まずお住まいの地域の
役所に確認してみるのが最も確実な方法といえます。
煙を出さないためのコツとMP200を長く愛用するための注意点
高性能なMP200ですが、ただ詰め込んで火を
つければ良いというわけではありません。
煙を出さずに効率よく燃やすには、
ちょっとしたコツが必要です。
まず、燃やすものは十分に乾燥させてお
くことが大原則です。生木や濡れた雑草な
どは不完全燃焼を起こし、激しい煙の原因
になります。
また、着火の際は「上から火をつける」のが
メーカー推奨の方法です。これにより、
下から上がってくる未燃焼ガスを上で
焼き切ることができ、煙を抑えられます。
製品の寿命についても調べてみました。
屋外で雨ざらしの状態で使用した場合、
おおよそ4年から5年程度が目安とされて
います。
ステンレス製ではありますが、
高温による酸化や錆は避けられません。
少しでも長く使いたい場合は、使用後に
雨に当たらない場所に保管するか、
カバーをかけるなどの工夫をしても
良いかもしれません。
重さや使い勝手は?実際に手にした人の傾向から見えるメリットとデメリット
情報を集める中で見えてきた、実際の使用感に
近い傾向をまとめました。
まず評価されている点は、その圧倒的な
火力と処理能力です。庭に溜まった大量の
落ち葉や枝も、短時間で灰にしてくれるため、
作業効率が格段に上がったと感じる人が
多いようです
。また、しっかりとした重厚感があるため、
屋外で使用していても安心感があるという
意見も見られます。
一方で、気になる点としては「本体の重さ」が
挙げられます。20kgという重量は、
女性や高齢の方が一人で運ぶには
少々負担に感じるかもしれません。
また、この製品は「底がない」構造に
なっているため、灰を取り除く際は本体を少
しずらしたり持ち上げたりする必要があります。
価格面でも決して安い買い物ではありませんが、
ゴミ出しの手間や袋代、そして何より近隣へ
の気兼ねが減ることを考えると、
投資する価値を感じる人が多い
印象を受けました。
燃え残った白い灰はリサイクルへ!環境に優しい後片付けの方法
MP200で燃やした後に残る「白い灰」は、
実は貴重な資源になります。
この灰にはカリウムなどのミネラルが
豊富に含まれており、家庭菜園の肥料と
して再利用することが可能です。
酸性に傾いた土壌を中和してくれる効果や、
アブラムシなどの虫除けとして活用する方法もあり、
捨ててしまうのはもったいないほどです。
燃やして終わりではなく、庭の土に還して
植物を育てるというサイクルは、まさに環境に
配慮した暮らしと言えるでしょう。
もちろん、再利用しない場合は各自治体の
ルールに従ってゴミとして処分することに
なりますが、その際も火種が完全に消えて
いることを十分に確認し、冷却時間をしっかり
設けることが安全上のポイントです。
家庭での火の扱いは責任も伴いますが、
MP200のような優れた道具を正しく
使うことで、庭掃除のストレスが少し
でも軽減されるきっかけになればと思います。
参考にしていただければ幸いです。
