掛軸:長谷川玉峰 Gyokuho Hasegawa 『鮎』 | 森宮古美術*古美術もりみや

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森宮古美術*古美術もりみや-長谷川玉峰 Gyokuho Hasegawa 『鮎』


長谷川玉峰 Gyokuho Hasegawa 『鮎』


【長谷川玉峰】はせがわぎょくほう 生没年:文政5年(1822)~明治12年(1879

名は長盈・師盈、字は士進。松村景文門下。景文晩年の新参門人だが技量の冴えは、同門の八木奇峰・横山清暉らを凌ぎ、史の洗練さに切れ味が加わった作風を見せる。人物花鳥いずれにおいても手堅い描写をこなす。大津祭の曳山は金地濃彩の天井画を描き意匠的なセンスも発揮。四条派絵師には珍しい総合力を持つ。