掛軸:画:喜田華堂 賛:村瀬太乙 | 森宮古美術*古美術もりみや

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森宮古美術*古美術もりみや-画:喜田華堂 賛:村瀬太乙


画:喜田華堂 賛:村瀬太乙


【喜田華堂】きだかどう  生没年:享和2年(1802)~明治12年(1897)

岐阜県不破郡今須の生まれ。若くして京都に遊び、画を岸駒および岸良に学ぶ。その後東国に遊歴して名勝旧跡を訪ね、文人墨客と交わる。嘉永時代に名古屋に来て広井水車町に住み画を生業とする。名声高く、尾張藩の御用絵師となる。

【村瀬太乙】むらせたいおつ  生没年:文化元年(1804)~明治14年(1881)

美濃武儀郡上有知出身。幼少より村の善応寺晦巖和尚につき勉学を学び、上洛して頼山陽に師事。山陽の没後は名古屋に出て長島町に塾を開く。天保末期、犬山城主成瀬正住に招かれて犬山藩名古屋学舎に教授し、のち犬山に移り藩学敬道館を督した。