掛軸:久保田金僊 Kinsen Kubota 『地震加藤』 | 森宮古美術*古美術もりみや

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3月10日ウェブサイト 更新しました。


森宮古美術*古美術もりみや-久保田金僊 Kinsen Kubota 『地震加藤』

久保田金僊 『地震加藤』


久保田金僊(くぼたきんせん) 生没年:明治8年(1875)~昭和29年(1954)

久保田米僊の二男。京都に生まれ、幸野楳嶺の門に入り画を学ぶ。父が東京に移った時に後を追い、川崎千虎に師事して有職故実を修める。四条派を研究し、特に花鳥・山水をよくする。日清・日露の役に従軍して戦地の風物を描写する。第一回文展に入選したのをはじめ、諸展で受賞。アメリカに外遊し、帰国後は「いとう呉服店」の伊藤守松社長の招きに応じて意匠部長となる。