浮世絵:芳幾『東京日々新聞 九百十一号』 | 森宮古美術*古美術もりみや

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森宮古美術*古美術もりみや-芳幾『東京日々新聞 九百十一号』

芳幾 『東京日々新聞 九百十一号』 明治8年 大判錦絵


秩父郡薄村(現在の埼玉県小鹿野町)で起きた事件。

農民何某の枕元に亡き妻の幽霊が現れ、首飾りや小袖が惜しくて出てきたという。

農夫はそれらを枕元に置いて寝ると翌朝なくなっていた。

その話を不信に思った知人達が泊り込むと、また幽霊が現れ今度は金が欲しいという。

知人達が幽霊を捕まえてみると、隣の家の女房だったという話。