今日で東北地方太平洋沖地震から一週間。
いまだに3月11日夜の「遺体200~300体」という日経新聞のネット記事を見たときに衝撃が
忘れられないが、死者・行方不明数は1万を超え、そして避難地からも
悲痛が聞こえてくる、そういう1週間であった。
「緊急事態」とはこういうことを言うのか。
さびしいかな、震度5を初めて体感した身としては、正直に言うと
初めて「危機管理」の重要性を実感した。
その「実感」を上回る体験をした方々が大勢いるのだが。
今回の大災害は、海外でも大きく取り上げられているため、
海外の知り合いからも、多くのメッセージをいただき、suffererとは言えない身でありながら
本当にありがたく、感動している。
そしてメディアの中でも、アメリカで、中国で、韓国で、バングラディッシュで、
地球規模の支援に、大変感謝である。
中でもイギリス紙「The Independent on Sunday」の「がんばれ、東北。がんばれ。日本。」は
今は私のPCの壁紙になっている。
そして、ベルリンフィルハーモニーの日本語のメッセージもあった。
「音楽家は、何かを伝えるときには音楽でそれを伝えるものだが、
時には言葉でしか伝えられないものもある」という言葉が印象的であった。
実は今日、宝塚歌劇団の観劇へ行ってきました。
宝塚は、昨日の夜公演を節電のために中止したが、当面上演は続ける方針のようだ。
15日から20日の公演は、チャリティー公演とし、収益金の一部を義援金にあて、
また劇場内に募金箱も設置する。
上演が終わったあとに、組長・トップスターより上記についてのお言葉があった。
彼女たちは、「一番得意とする歌・ダンス・演技によって、少しでも多くの人に元気を与えたい」
ということであった。
たしかに、つかのま、現実を忘れて宝塚の世界に浸らせてもらった。
今回は、音月 桂 のトップスターお披露目公演。
彼女を観るのは本当に久しぶりで、しかもたった2回目だったと思うが、
思ったよりもすごくたのもしい男役になっていたので、とてもよかったと思うし
ファンの一人になった。
身長は大きくはないが、お世辞抜きで、それをカバーする歌唱力・演技力がある。
あの安心感が持てるスターは少ない。
ただ残念なのは、劇自体の構成である。
一つには、非常に間延びのする劇であった。
「ロミオとジュリエット」という、音月 桂にぴったりな演目だけに残念。
そして、音楽も統一性がない。彼女の歌唱力が活きないのではないだろうか。
ただし、これは最近の宝塚のミュージカルによくみられる現象と思われるので、
幹事の再考を願う。
和ものでしっとりした演目なぞ観たい気分である。
と、いつも通りに日記を書いてしまったが、
今週は引っ越しも無事に終え、私は無事に生きている。
特に東京23区はほとんどの地域が東京電力の計画停電の地域外であり、
電車という大事な「足」がいつもより機動力を持たない以外は、
恵まれている。
そう、私たちは生きていて、「生活」している。
その奇跡に感謝して、東北地方の一日も早い復興を願う。