2010.12.04 龍勝 晴れ
民宿で一晩泊まり、朝起きると、それはもうきれいな山の風景が広がっていました。
赤い提灯を下げた民家からは、朝ご飯を作る湯気が立っています。
遠くの山々の隙間には、朝もやが残っています。
午前中は、棚田の風景を見る為に、
宿よりもさらに山を上の方に上って行きました。
絶景です。
稲が育ち始めて水がひいてある時期には、さぞまぶしいだろうと思われます。
棚田の一段一段はせまいのですが
それらが一体となって、一つの芸術になっていました。
ここでは、チャン族とヤオ族が共生しています。
そして、棚田で米や野菜を育てます。
魚介類は、山の下から干したものを山の上まで運ばなければいけないので
新鮮なものではないし、コストもかかります。
チャン族は、タオル地のような布の帽子をかぶっています。
ヤオ族は、女性は髪の毛を身の丈ほどに長くして、頭に結わいています。
どちらも民族衣装があるので、それを着ていると、どちらの民族の方かわかります。
もちろん、棚田の米の味は日本の米の味にはかなわないと思いますが、
それを承知の上で、ぜひ中国にお越しの際は龍勝までいらして下さい。
別世界が魅了してくれます。
龍勝は午前中で発ちます。
棚田をガイドさんと一緒に観賞した後、すこし時間があったので
私一人で村の中を散策をして、またおばあちゃんにスーツケースを背負ってもらって
村の入り口まで降りました。
そこのレストランで昼食をとった後に、今度はヤオ族の村を訪れます。
ヤオ族は、女性は髪を長くして、頭に巻きつけています。
未婚の女性は、髪を人に見せず、髪が見えないように布でおおっています。
既婚で子供がいる人は、おでこに一つこぶができるような形に結わきます。
既婚で子供がいない人は、おでこにこぶは作りません。
「ショー」ということで、結わくのを実際に見せていただきました。
ヤオ族の方々は、18才になるまでは髪を切りません。18歳のときにあった髪と、
普段櫛でとかしていて抜けた髪をとっておいて、それらを束にしたものを、
実際に今生えている髪と合わせて結います。
ちなみに、彼女たちは、みなさんまっすぐな黒髪ですが、
たんぱく質を多く含んでいる、米のとぎ水で洗うのだそうです。
科学的な整髪料等は使用しないそうです。
ヤオ族のショーを見たら、この桂林→龍勝のツアーも終わりです。
14:00過ぎ、空港へ車は出発します。
途中、ガソリンスタンドでトイレ休憩しましたが
そこで初めて、「真ん中に全ての個室を通っている溝があるだけ」のトイレと出会いました。
「これかあ!」という感じで。
ドアはついていたので、特に問題なく使用しましたが。。。
空港には15:40頃着き、運転手の李さんと別れ、そしてチェックインした後には
ガイドの葉さんともお別れしました。
お二人とも、大変よくしていただきありがとうございました。
こうして、上海行きの飛行機に乗りました。
その飛行機の隣に乗った方が、大変気さくな方で
中国語ができない私にも話しかけてきてくれて、でも私は中国語ができないので
意思疎通はほとんどできないのですが、ガイドブックと単語帳でもって
多少の会話をし、また多少の発音練習をさせてもらって帰りました。
その方は、桂林に住んでいて、上海に住む親せきの方を訪ねるのだとか。
明るい方でした。
そして、上海に着いた後、ついにリニアモーターカーに乗りました。
でも今日の最高速度が300㎞/hくらいで、ちょっと拍子抜け。。。
帰りも乗ろうかしら。。。
ようやくホテルに着いた、と思ったのですが、そしたらなんと
予約できていませんし、満室なので他のホテルに行って下さいと言われ
一気にストレスバロメータがふりきれました。
ちゃんと予約できたと書いてある紙を見せてもろくに見てくれないし
タクシー代払ってといっても「bye」というだけで、かなりむかつく。
でも仕方なく紹介された姉妹ホテルへ行きました。
一番安い部屋は窓がない、と聞き、なんじゃそりゃ、と言いたくなります。
次のグレードの部屋は満室。
しょうがないから、結構広い部屋に今はいます。
ふう~。
明日は蘇州へ。
ちゃんと行けるかどうか……。