心がすっかり暗闇になって、どん底に突き落とされているような感覚の22年前の私。

 

心が暗闇の時は、血液が濁っているから感謝で洗い浄めなければならない

 

昨日のブログでは、夫に対しての感謝について記しましたが、

私の心のエネルギーを取り戻すには、夫に対することだけではなく、

それ以外にも、感謝の心を養って 心のエネルギーをつけないと無理だと思いました。

 

それから感謝探しをしていく日々です。

 

当たり前だと思っている水道の蛇口をひねると出てくる水。

 

自然の恵みであるということはもちろん、

水をこうして楽に使わせていただけるまでには、

多くの人が試行錯誤してきてくださった年月の苦労があるわけです。

それをこうやって簡単にいただけていることを思うと、

水道の水1滴からも感謝を見いだすことができました。

 

スーパーに買い物に行っても、私の手に届くまでのルートを考えると、

生産者さん、卸業者さん、運送者さん、スーパー等の方々・・・

数えきれないほどの方々のお世話になっているはずです。

 

物一つとっても、お金を払って手に入れているとはいえ、

自分で一からそれを作り出すところから考えると、

とても自分1人ではできません。

 

これまでの歴史をさかのぼって考えなくてはいけないほど、

今、私たちは、たくさんの恩恵を受けていることに改めて気づいたのです。

 

感謝できること探しを始めると、限りなく見つかってくるのです。

 

 

そんな感謝探しに一生懸命になっていると、

ある時、以前よりも心が苦しくなくなっていることに気づかされました。

やはり、感謝の心は力をいただけるんだと実感しました。

 

相変わらず、見送りに行っても、夫は、返事はしませんが、

私は、もはや、夫の態度に左右されることなく、

私自身の心を鍛えるために夫の見送りをしているんだという意識をもつようになりました。

 

気づくと、それまで、私の顔も見なかった夫が、

チラッと私の顔を見て出かけるようになってきました。

 

そうするうちに、やがて私の夫に対する気持ちにも少しずつ変化が感じられてきたのです。