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関西在住、夫、息子、娘
50代サレ妻から会話術カウンセラー
森田めぐみです。
単身赴任中に主人に不倫をされて地獄を味わった私がいろいろな学びを経て、笑顔で暮らせるようになったのは私が変わったからです。あなたが変われば現実が変わります。
【資格】日本メンタル ファンデーション認定コーチ


赴任先に帰った夫、それから私が計画したこと


2人でホテルへ、怒りをぶつけられなく

なってしまった私


私の知らない夫の姿


夫が計画してくれた温泉旅行での幸せと

なくならない悲しみと怒り




夫が単身赴任先に帰ってから日常の生活が 

始まりました。ですが、会社に行っても

失敗ばかりしてしまいます。


息子の進路相談もあったのですが、

その時の先生のお話を全然覚えていないのです。

とりあえずいくので精一杯そんな感じでした。


週末には夫が帰ってきます。

それまでに、私と同じ立場の方のブログを

毎日読み自分の気持ちを癒していたのです。


すると、皆さん証拠としてLINEが会話、

レシート等証拠となるものを集められて

いました。


私もどうしてもLINEを全てコピーを取りたくて

やり方を勉強し、いつどうやってやろうかと 

考えていたのです。


その間もずっと夫からは、朝1番に

眠れたか?ご飯は食べれたか?

大丈夫かと心配のLINEが来ていました。


その頃の私はもう自分にいっぱいいっぱいで

そのLINEのありがたさもわからず、

当たり前だと思っていたのです。



そして2人で話し合いをしたいと思い

ホテルをとることをきめました。

夫に2人で、じっくり話し合いをしたいと

お願いしました。


夫はその気持ちを理解して高級なホテルをとってくれました。金曜日の夕方に帰ってきてくれて

2人で泊まりに行くのです。


そこでの目的はずばり、LINEの会話をコピーすることでした。今なら全てを知る事は良いとは

思わないのですが私は全てを知りたかったのです。



 



そして当日待ち合わせをし、1週間ぶりに会った私は食べれず飲むことができず、体重が3キロほど減っていました。


やつれた私を見てとても驚いていました。

素敵なホテルにチェックインした後、おいしいものを食べに行こうとホテルのお寿司屋さんに

連れて行ってくれました。


ちょっと高級なお寿司屋さんで、きれいな夜景が見えるお店でした。でも、食欲のない私はほとんど食べれず、主人に食べてもらったのです。


その様子を見て、急に主人が泣き出したのです。

私をこんなに追い詰めてしまった罪悪感

からでしょうか? 

なんてことをしてしまったと言う反省からかもしれません。


その時の私はとてつもない、怒りを溜めていたので、どうしてパパが泣くの?泣きたいのは私だ。

自分が悪い事したくせに、泣くなんて信じられない。そんな気持ちでいっぱいでした。


なんでパパが泣いているの?

せっかくおいしいお寿司を食べているんだよ。

楽しく食べましょう 

と言って夫は謝りながら食べ始めました。   



その後、コーヒーを飲みに入った喫茶で

あの女には連絡をしたの?と聞いたら

帰ってすぐの火曜日に連絡をして、別れを切り出したと言うのです。


なんで勝手なことをした?

私に相談なく。それはきっとあの女を守りたいんだと私は思ったのです。


あの女は別れを切り出したらなんて言ったの?


最初は嫌だと言ったそうだが、わかっていた。

なんとなくわかっていた。

もう会社もやめる。と言ったそうだ。



私に相談もなく、勝手にそういうことをしたのが

許せませんでした。私はあの女に怒りをぶつけたかったのです。なのに、ぶつける先がなくなってしまった。


最初はメールが来たと言ったので、メールも見せてと言ったら消したという夫。LINEも

もうすぐ消すと言うのでやっぱり今日

LINEのコピーを取ろうと決心しました。


そして、そこでもしもう一度

女から連絡きたら、必ず私に教えほしい。

そして、連絡が来たら、私を交えて

話すことを夫にお願いしたのです。



 


部屋に戻り、夫と2人でたわいもない話をし

久しぶりに2人で愛を確かめ合いました。

その後夫は安心したのか寝てしまいました。


私はあらかじめ調べていたように

無事に会話のLINEのコピーを取りました。

少しだけ見始めて、その内容に震えが止まりませんでした。


そのLINEの中にいる夫は

私の知っている夫ではありませんでした。

その女に溺れて、馬鹿なことをして

いろいろプレゼントもしていました。


何よりも寝るのが大好きな夫が

寝ないで、その女と馬鹿なやりとりをしている。

会いたい会いたいと言っている。


仕事中にもかかわらず、女も女だが

夫もその女のいうように、LINEのやりとりを

仕事中しているのを見たとき

この人は一体誰なんだろうと体が震えてきました。


横で寝ている夫が私の本当に好きだった

夫じゃないような気がして涙が溢れてきました。


その後、夫を起こして、LINEを見た事は言わずに

つらい、悲しいと夫に悲しみをぶつけたのです。


夫はすまない。大丈夫だよ。

嫌な思いをさせてごめんなと言ってくれました。

ただ、私はLINEのやりとりを見たせいで

またさらに傷ついてしまったのです。


 

LINEをみてから私は夫の行動で

判断するようになりました。

夫は普通の行動をしていても

信じられないのです。


女と同じように、いいえ、それ以上に

してくれないと、やっぱり私を嫌いなんだ。

大切じゃないんだと思うようになりました。


一つ一つの行動、言葉

LINEのやりとり、旅行をするなど

すべてが気になりだしてしまったのです。



さらに眠れなくなり、食べれなくなりました。

会社でも仕事に集中できず、大好きな推し

を見るのも嫌、テレビも一切見なくなりました。


音が嫌になりました。
甘いものもたべたくない。
大好きなコーヒーも飲めなくなりました。
心も身体ももうギリギリでした。

そして、心がさらに壊れていったのでした。



 


それから、どんどん心も体も

弱っていく私に夫は病院に行こう

カウンセリングを受けようと言ってくれました。


でも病院に行くということは、私にとっては

負けたような気がしていたので、行くのがとても嫌だったのです。


でも、夫が何度も何度も言ってくれたので

初めて普通のカウンセリングを受けました。

そのカウンセリングは、傾聴型で

ただ、ただ気持ちを話すと言うものでした。


ただ、話をして受け止めてもらえる。

でもその時の私には何の成果も

ありませんでした。


さらに、夫は、私の旅行に行きたいと言う

願いを叶えてくれて、私を連れて行きたかった

と言う温泉地に連れて行ってくれました。


星空の見える温泉と手の込んだ、素晴らしい料理たくさんは食べれないのに私のために選んでくれた、その日はいつもより少しだけ多く食べることができたのです。


久しぶりに幸せな気持ちになりました。

私のためにとその気持ちがとても

嬉しかったのです。


そして2人で山道を散歩しながら

以前会社からここに来てとても素敵だったから

私を連れてきたかったんだと言ってくれました。


久しぶりに手をつなぎ、山道を歩き
きれいな滝を見たり、花を見たり
写真を撮ったりすることが、本当に
楽しくて、幸せでした。


しかし、その時間は長くは続きませんでした。

傷ついている私は夫に私だけを
見て欲しかったのです。
何があっても、私を優先してほしい

こんなひどいことをしたのだから当たり前だ。

子供たちよりも私を1番に考えて欲しい。
そう思わないと、あの頃は
辛すぎて生きていけなかったのかもしれません。

さらに、どんどん 

私は、夫の態度や行動、言葉で愛情の

あるなしを判断するようになっていきました。




そしてついに私は

病気になってしまったのです。



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読んでくださってありがとうございます。


感謝をこめて


森田めぐみ