【文化】心に鎧を―
私達が頭を高く盛ることは
顔をかわいく見せるためだけじゃなく
外敵から身を守るための
武装だった。
それが今、武器がひとつはずれた。
街に盛りがあふれ景色にとけこみ
私たちは高く高くデカくデカくしなくても
身を守ることができる。あとはただ、
心に鎧を――
今月号の小悪魔アゲハの表紙。
キャッチコピーに、痺れる。
小悪魔アゲハはファッション雑誌ではなく、
「美人GALのための魔性&欲望BOOK! 」でもなく、
まず第一義に、コトバの本であることを痛感させられる題目だ。
ファッションとははじめに言葉ありき。
主義主張があって、その言葉を自己実現させる手段として、
顕在化させるツールとして、
ファッションがある。
盛りは流行ではなく、
まず第一にイデオロギー。
これを「カワイイ主義」と呼んでもいいかもしれない。
カワイイ主義、万歳。
