コーム
これがコーム。
我々盛り師の命ともよばれるもの。
形状は通常、板状であり、長辺の片方に等間隔の切り込みが入れられている。
我々が使っているリングコームは片方がとがっている。
切り込みと切り込みの間の部分は歯と呼ばれ、
歯に髪を通すことで髪をとく、
挿し櫛として簪(かんざし)と同じように髪を飾るといった使い方をする。
古くはダニやシラミ・ノミといったような吸血虫やふけ・埃などを取り除く衛生用具としての側面もあったが、
時代を下がり、入浴や洗髪の習慣が普及するようになると、こういった衛生用具としての役目は小さくなっていった。
我々はこれを使い、逆毛を立て、髪をもっているのだ。
コームよ、いつもありがとう。
