みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

4月21日、父森雅史の葬儀を無事終えることができました。
ご参列、ご弔意を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。

父は、11歳のときに戦争で父親を亡くし、

母子家庭5人兄弟の長男として中卒で働き、

きょうだいたちを大学へあげた後、

30歳で夜学で勿来高校へ通いました。
結婚し私と妹2人も産まれ、

5人家族でつつましく暮らしておりましたが、

私が小学6年生の頃、全財産を失う事件に巻き込まれ、

それからは家計がいっそう苦しくなりました。
父は昼の仕事のほかに朝晩も配達業などを兼業し

母も働きに出て、2人ともいつも疲れておりました。
私ども娘3人は奨学金とアルバイトで

なんとか大学へ通いましたが、

今、あらためて父の人生を振り返りますと、

家族のため働き詰めの生涯でありましたので、

父なりの人生の夢もあっただろうにと思うにつけ、

もっと親孝行をすれば良かったと後悔するばかりです。
父は4人の孫たちをそれはそれは可愛がってくれました。

心臓の手術を3回し、最後は手術は成功したものの

体力が落ちてゆき、90歳の誕生会は病院の看取り病棟にて

家族で囲ませていただく形となりました。
亡くなる前の日、私が国会からいわき市へ戻り、

父の病室で、父の大好きな谷村新司の昴を、

娘がアイフォンで父の耳元で流し、

母、私、娘の3人で歌ってあげますと、

目を少し開け手を動かしておりましたが、

その夜0時過ぎに眠るように息を引き取りました。

父が亡くなってから見つかった定時制高校時代の作文に、

いみじくも父自身が書いていたとおり、

父は「前途多難な人生航路をみごとに乗り切った」ものと思います。

昨年のお盆休み、デイケアセンターに預けずに

朝から晩まで一緒にいて介護していたとき、

幼い私を父がこうやって手を引いてくれていたんだろうな、

と思いながらの散歩や、食事、トイレ、お風呂。
介護士さんのご苦労もよくわかりました。
父がお世話になった介護施設の皆様、

医療従事者の皆様に感謝、感謝です。

父は両親に甘えることが出来ない人生でしたから、

彼方へ行ったら、11歳の時に亡くなった父親(私の祖父)に

いっぱい抱きしめてもらえることを願っています。

お父さん、今までありがとうね。



[1] 最新1週間の活動の一部ご報告

◇4月24日(水)
本会議の後、全国水防大会へ。


いわき市消防団が、昨年の台風13号被害の時の活動で

表彰されましたので駆けつけました!
 
◇4月25日(木)
法務委員会で質問に立ちました。


小泉法務大臣に養育費の不払い、取調べの弁護立ち合い等の

質問をさせていただきました。

◇4月26日(金)
台北駐日経済文化代表処の謝代表を訪問いたしました。



フィンランド議連会長として、

フィンランド運輸通信委員会の国会議員の皆様と

意見交換を行いました。



◇4月28日(日)
平田村消防春季検閲にてご挨拶しました!
3月に防災士の資格を取ったことを報告いたしました!



これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。