みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇7月18日(火)
二本松市の日山高原牧場利用組合の皆様から、

和牛牛肉輸出促進と海外における風評被害対策についての

ご要望を頂きました。


畜産業界が直面している現状等のお話を伺いました。

◇7月19日(木)
インド大使館の北郷公使が出迎えてくれました。

女性公使が頑張っていて嬉しい。
ホテルにチェックインする前に、

まずはインドの市民が買い物する市場に直行し、

街の様子を見てまわりました。

◇7月20日(木)
インド国家女性委員会のシャルマ委員長と会談。
サリーを着て行ったらとても喜んでくださいました。


女性委員会は、法律に基づき1992年に設置された

独立機関で、予算は女性子ども省から拠出されます。
調査、政策提言、苦情受付、女性活躍支援を行います。

その後は、

イラニ女性・子ども育成・マイノリティ担当大臣と

同省大臣室にて会談。


来月、G20サミット女性活躍大臣会合の

議長をする大臣です。
背景の写真はモディ首相とムルム大統領(女性)。
インドは日本とGGPが近い(125位と127位)です。
国の違いや得意分野を認めつつ、

男女平等についての国民全体の理解を進めることが

重要との見解も一致しました。

シタラマンインド財務大臣に

財務大臣公邸にお招きいただき、会談をいたしました。


厳戒態勢で、部屋に入れるのは、

私と鈴木インド大使と通訳の3名のみ。
彼女が、財務大臣と言う主要ポストを

2019年から4年間担っていることも女性として尊敬、、、

(その前は防衛大臣)。
もともと2003年に

国家女性委員会メンバーだったこともあり、

財務大臣としてだけではなく、

女性活躍政策にも造詣が深く、

ジェンダー予算の確保についても毅然とした姿勢。

彼女が、進展目覚ましいインド経済を引っ張る

財務大臣なのだと尊敬しきり。

おっしゃること全てが深く同意でき、

日印で共同して取り組む課題も明確になり、

密度の高い会談となりました。

鈴木大使も感動していらっしゃいました。

◇7月21日(金)
インドの活躍する女性たちと意見交換しました。


ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の

未上場のスタートアップ企業)の創業者社長が

2人も参加してくれました!とても若いです。
男女共同参画途上の中で、女性が起業するまでの苦労は、

融資、理解、メンターの不在など

日本と通じるところが多々あります。
地方の女性の経済的自立を助けていきたいという方向性も

一緒です。連携していきたいです。

◇7月22日(土)
駐インド日本大使公邸にて鈴木駐インド大使にお会いし、

インド情勢について お話を伺いました。


実は、鈴木大使は2012年から安倍総理の秘書官を

約8年間ずっとなさってましたので、

2012年に私が初入閣のときに一緒に入り、

2019年の法務大臣の時も、ずっと一緒で、

安倍総理、菅当時官房長官、

岸田当時外務大臣がいらして、、、

大変お世話になりました。
インド女性起業家と日本女性起業家との

交流イベントについては『是非実現したい』と

大使も大賛成してくださいました。
写真は、上皇両殿下が、皇太子殿下妃殿下時代に

公邸庭に植樹なさった木の前で。

約30年間でこんなに大木に育ったそうです!

UNDP駐インド代表の野田章子さんと会談いたしました。


私が、ウクライナ警察幹部を福島県に呼び

遺体身元確認技術を研修するUNDPプログラムに

協力したことに大変感謝してくださり、

会うのをとても楽しみにしていたと仰っておられました。
私こそ、福島県が大震災と原発事故の苦難の中得た教訓で

世界平和に貢献する橋渡しをしてくださった

UNDPに感謝です。
また、野田代表は、国連での国際的なキャリアを通じ

多くの地域で多様かつ困難な状況に従事してこられ、

現在もUNDPの世界最大級の国別プログラムを

主導しています。
インドへの日本政府からの支援、UNDPの取り組み、

気候変動と女性活躍、世界から見た日本の女性活躍状況など

多岐にわたる意見交換ができました。

◇7月23日(日)
インドの女性経済人との会合。

矢継ぎ早に質問や意見が飛び出します。

経済的成長著しいインドのエネルギーを感じました。


それにしても、まだまだ男性優位の社会の中で

これだけの成功を勝ち取るのは周囲の助けや幸運だけでは

片付けられません。

何よりも、本人達の、失敗に挫けない、

困難をものともしない、『やってやるぞ!』という

強固な意思を感じました。
日本にも、同じように輝く瞳をした女性達が

たくさんいることを私は知っています。
この女性達を国を超えてコラボさせたら、

ものすごいイノベーションの火花が弾けるんじゃないか、

そう感じた瞬間でした。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。