みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 安倍晋三元総理の告別式の日に

8年間続いた安倍内閣の、最初と最後の閣僚を、務めさせていただきました
(2012年〜2014年少子化・男女共同参画大臣、2019年〜2020年法務大臣)。

『最も厳しかった』と安倍総理がよくおっしゃっていた2012年の総裁選で私は安倍陣営につかなかったので(町村信孝先生を応援していた)、初入閣のお電話を総理からいただいたときは聞き違いだと思いました。

それに、まだ1期生で、小中学生の2人の子どもを育てている私を、大臣にするとは到底思えなかったからです。 

しかしのちに安倍総理の女性活躍に対する強い思いを知ることになります。

ご提案したことはすぐ実行に移してくださり、世界中が絶対無理と言っていたM字カーブの解消も実現なさるなど、強力に女性活躍政策を推進なさいました(他の女性活躍政策はここには書き切れないので別途報告します)。

当初は『パフォーマンスだ』『実現できるわけない』などの批判にさらされましたが、『森さん、女性活躍を本当にやりたいと思ってるんだから、何を言われても気にしないで、必ず実現できると信じてやろうね。これが国民のために正しい道だと思ったら、どんなことがあってもあきらめないでやり続けるんだよ』と励ましてくださいました。

今でもその声が、脳裏に残っています。

安全保障関係の難しい法律を私に担当させるなど、女性だからと言って特別に甘くすることもないし、えこひいきもしませんでした。

一方で、私の子どもたちの様子を心配したり夫に声をかけてくださるなど、常に仕事と家庭の両立に配慮をしてくださいました。

安倍総理が最初に私におっしゃった言葉は、『町村さんが、総裁選の公約の一番初めにかかげていた福島の復興を、僕は、必ずやる。総裁としても最初に福島に行くし、総理になっても最初に福島へ行く』。その約束を守りました。

そして、最初の所信表明で『福島の復興なくして日本の再生なし』と謳い、ずっとそれを言い続けました。

総理を退任なさった後も、東日本大震災復興ソング『花は咲く』のピアノの練習をスタートし、去年のクリスマスに見事に弾きこなして披露なさるなど、被災地へ思いを寄せ続けておられました。
そのピアノの音色がお通夜で響き、参列者の涙をいっそう誘っておりました。

優しくて、強い、稀代の日本のリーダーでした。
心から感謝して、ご冥福を心からお祈りいたします。


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇7月13日(水)
笹川財団のセミナーで、内閣総理大臣補佐官女性活躍担当として挨拶しました。
また、この日GGI発表がありましたのでその所感を述べました。

◇7月15日(金)
只見線は、11年前2011年7月の大豪雨により寸断されました。
しかし、関係者の諦めない心で、なんと復旧!今年の10月1日に再開通します。
私にも重要なミッションが与えられております。
この日は、只見線応援団有志による作戦会議。


写真は、ドラマ『あいせき列車 只見線』のスタッフTシャツ!

◇7月16日(土)
復興再生道路である大熊町の国道288号線野上小塚工区開通式で挨拶しました。


急カーブなどが改善されて、大熊町に帰る皆様や訪れる方々が安全に便利になり復興が進んでいきますように。
大熊町をはじめ被災地に頻繁に訪れた安倍晋三元総理の復興への思いもご紹介させていただきました。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。