みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

 

先日から連載している「バタバタ日記」。

私の秘書官との日々の奮闘をまとめています。

 

バタバタ日記 vol.30

 

【男性秘書官あらわる】

 

バタバタチームは、バタバタ補佐官森と、バタバタ秘書官K子、冷静な事務員M山の女性3人によって組織されてきた。そこについに、男性秘書官が入ることに!いよいよ多様性が出てきた、、、

 

森まさこ総理補佐官の任務は女性活躍であり、総理主催の女性サミットWAWも担当。また国内の女性活躍だけでなく、国際的な女性問題も担当する。そのため「外務省」からも秘書官がやってくることに。そこで私が出した希望は(あくまでも希望ですが)「子育て中の」『男性』。なぜなら、女性活躍のためには女性の働く環境整備だけでなく男性の働き方を変えていかなければならないからだ。

 

そうしたら、外務省の事務次官がピッタリの人材を連れてきてくださった。男性36歳お子様5歳。男性の子育てと仕事の両立のテーマにも挑戦します〜〜

 

人数が増えたことで、お互い助け合えますし、とりあえず、がんばっぺ!!

 

#ママ秘書官と総理補佐官の子育てと仕事両立バタバタ日記 vol.30

 

 

 

#バタバタ日記 vol.31

【川本裕子人事院総裁とのママトーク!】

 

●秘書官サイド 12/15

 

今日は補佐官と川本人事院総裁の懇談からスタート。川本総裁は民間での経験を活かされ、夏の勧告でも注目を集めている。勧告を出すだけでなく自ら国会や行政機関に出向き議論を重ねられている。

 

アイデアや行動力、実行力はほんとに素敵だ。懇談では互いの家庭人、仕事人としての経験や実現してきたこと、これからの霞が関の働き方改革への決意、とどんどん熱を帯びてくる。私もついつい時間が経つのを忘れてしまい、頂いた時間をオーバーしてしまった。(もう何回もやらかしているが)時間管理は秘書官の基礎の基礎。トホホで終わったがとても充実した時間を過ごせた。

 

●総理補佐官サイド

 

バタバタしてるので後ほど!!!

 

 

 

#バタバタ日記

 

vol.31(vol.30と合わせてお読みください)

 

【憧れの川本裕子総裁との懇談】12/15(水)

 

●総理補佐官サイド

 

今日は川本裕子人事院総裁と会談。民間の経験を生かしcoolな改革を矢継ぎ早に打ち出して大注目の女性総裁である。

 

・川本総裁は週2日リモートを実施。リモート日は総裁室の大型モニターに『出勤』して対応。男性秘書官もリモート実施。(ス・テ・キ❣️)

 

・不妊休暇制度も民間委先駆けて創設されたが、取得方法(内密にしたいニーズ)や休暇取得が難しいなど課題がある。排卵日など自分ではコントロール出来ない日に急に休まなければならないなど。(ス・テ・キ2❣️)

 

・霞が関は産休取得は恵まれているが、問題は長時間労働で、男女とも職員が辞めている。(そのとおり❣️)

 

・また、女性のキャリアパスに関してアンコンシャスバイアスが存在する。中間管理職は現場を理解していないケースがある(そのとおり2❣️)(仕事と家庭の両立経験がないボスは無意識の偏見により人事をしてしまいがち。悪意なく、良かれと思って、、の悲劇だ)。

 

・霞が関の人事評価をフェアにすることが大事。成果で評価すれば育休も時短もその事自体でキャリアに不利益ということはなくなる。(わあ❣️私も消費者庁で自称育休DE評価制度を作りましたーーー)

 

・公務員の仕事は失敗するとマイナス面が大きく取り上げられるが、プラス面を評価する形にすべき(これは私の発言^_^)

 

・一度公務員を辞めた者を再任用する際にも元いた年次には戻れず、少し下がる。民間に居た経験を評価して、適正な年次に戻すべきである。(❣️)

 

、、、などなど、全体的に同意の❣️が満載の会談であった。

 

秘書官と言えば、興奮してメモを取っており、時の流れを忘れている。

結局私が『いただいたお時間を過ぎましたので』と終わらせたが、後で秘書官に『秘書官が、"そろそろお時間です"と声かけてくれたら、私は会話に集中できるのよ。時間管理は秘書官の仕事。ボスを遅刻させない、時間を超過しない、次の人を待たせないなど。』と注意した。

 

秘書官は、「わかっていたのですが、、、」 と恐縮している。頭で理解していても現場を踏まないとなかなか実践出来ないものだ。OJTでしか身につかない。育休明けに『支障のない仕事』につかされると、このようなヒヤッとする場数を踏むことが出来ない。更に、育休で不在にしていた分、早回しで経験を積ませてあげたいと考えている。

 

とは言え、川本総裁の話は素晴らしくて、K子がのめり込むのも無理はない。働く女性として、この話にのめり込まないのもそれはそれで困るしね。今度は男性秘書官も連れて来よう。彼にも聞かせたい話でもあった。

 

追伸

川本総裁の影響を受け、森まさこ総理補佐官室も、不定期に実施していたリモート業務を、週一回事前設定とすることにした。なかなか難しいが挑戦していくつもりだ。

 

#ママ秘書官と総理補佐官の子育てと仕事両立バタバタ日記 vol.31

 

 
これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。