みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 緊急事態宣言等の区域追加と期間延長

8月17日、緊急事態宣言等の区域追加と期間延長につき、西村担当大臣の質疑を行いました。委員として出席しました。

西村大臣からは、この日の政府コロナ対策分科会において、個人の行動制限に関する法的仕組みや医療機関による患者の引き受けについても議論があったとの報告がありました。
委員からはPCR検査等の低価格化や無料化への意見も出ました。
症状悪化時に確実に酸素投与等の治療に繋げること、軽症者等の重症化を防止する中和抗体薬を供給することも大切です。
そして医療現場の疲弊を解消するためにも何よりも新規感染者を減らしていかなければなりません。
ワクチン接種を着実に進めていくことを政府に要請します。
そしてひとりひとりが引き続き手洗いうがいや三密回避など、感染防止対策の徹底を心がけて参りましょう。


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇8月16日(月)
JIDRC(日本国際紛争解決センター)を視察しました。
私が法務大臣在任中の2020年3月に法務省が支援して東京にオープンした機関です。
今年はオリンピックで大活躍!国際スポーツ紛争解決センターがここで19件の申立を受け15件の審問をして終わったばかりだそうです!
JIDRCは世界の審問機関の中でも最先端のIT化を誇り、オンライン証人尋問はハイブリッド方式で世界各国とスムーズに行えます。中でも同時通訳がオンライン会議に直結反映される機器は世界初。その他にも最新鋭のAI機器が実証実験されています。
海外でトラブルが起きたときに万が一仲裁合意にシンガポールなどの他国の仲裁機関の名前が記載されていても審問場所には日本のJIDRCを指定することができます。しかも海外に比べてコストが安い。
これまで諦めていた日本企業の皆様も今後は泣き寝入りすることなくまずはJIDRCへご相談するようになるため、普及広報に努めているとのことでした。


写真は事務局長の早川弁護士と。
 
◇8月18日(水)
日本型資本主義の勉強会。もう5回目になります。


法務大臣当時、コロナ禍や東日本大震災などの危機時に中小企業の皆様が大変苦しい思いをされているのをみて、今後同様の事態が生じた時のために企業体質を強くするための法整備を作れないか、と法務省に審議会を立ち上げました。
大臣を終えてからも勉強会を続けています。
世界的にも株主至上主義を見直して従業員や取引先を大切にするステイクホルダー主義への移行が叫ばれています。

◇8月19日(木)
小林史明大臣補佐官が参議院幹事長室に来て説明をしてくれました。


デジタル庁の立ち上げでお忙しいところありがとうございました。

◇8月20日(金)
この日は「天城会議」。
コロナ対策について、東京大学の村上陽一郎先生と国際感染症センター長の大曲貴夫先生の講演。
各界の有識者が集う勉強会です。天城会議、富士会議、伊豆会議と年代ごとに三段階あるうちの最高位(60歳〜70歳)。
私はまだその年齢ではないのですが50人限定のメンバーの一人とならせていただき、先輩方のお話を聴きながら毎年勉強をさせていただいています。政治家は数少ないです。
写真は、この日の第一分科会の発表者となり緊張して発表に臨むところ(オンライン)。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。