みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 少年法改正案成立

5月20日、法務委員会において少年法改正案が成立しました。


これまでの審議中4回質問させていただき、私が質問し提案した内容が附帯決議に盛り込まれました。以下のとおりです。

少年法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議


七 犯罪被害者支援を充実させる観点から、真に援助が必要な犯罪被害者が早期の段階から弁護士による支援を受けるための弁護士費用の援助を始めとする充実した法的支援の方策について、担い手である日本弁護士連合会や日本司法支援センターと連携し、引き続き検討すること。


八 可塑性を有することなどの特定少年の特性を踏まえ、検察送致決定がされた事件において、特定少年に対する被疑者取調べが適正に行われるよう、必要な検討を行うこと。

■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇5月17日(月)
こども庁の内容を議論する自民党の組織である自民党「こども・若者」輝く未来創造本部の総会に事務総長代行として出席しました。


冒頭、二階幹事長から「子ども目線で政策を作りあげて欲しい」と挨拶がありました。
この日は有識者ヒアリングの2回目で、神奈川県立保健福祉大学の大谷泰夫理事長と京都大学大学院の柴田悠准教授からお話を伺いました。
 
◇5月18日(火)
党女性活躍推進特別委員会を開きました。


もうすぐ政府が女性活躍のための重点方針を決定します。この重点方針が、1年間の政策の基本となります。女性版骨太とも呼ばれる所以です。その重点方針に、9月の私の委員長就任以来、当委員会で取り組んできた事項を全て盛り込んでいただくよう頑張っています。
この日は、内閣府よりアンコンシャスバイアスに関するイラスト、各省庁より地方の商工会議所や農業委員会などへの女性の登用に関する報告、地方の金融機関が女性社長企業へ貸し渋り貸し剥がしが無いか、などもろもろ確認いたしました。

◇5月19日(水)
人口減少対策議員連盟を開催し、幹事長として挨拶しました。


ブライダル議連と合同で開催し、結婚を応援する政策について話し合いました。

フィンランドのデジタル政策オーロラAI。
Human Centricなそのシステムを、日本のデジタル庁とこども庁に生かすべきだとずっと主張しています。
この日は、2回目となるオーロラAI勉強会を私が会長のフィンランド議員連盟で開催しました。


オルパナ大使にお世話になり、フィンランド政府のデジタル担当のテッポさんと、三菱総研の南雲さんに講演してもらいました。

◇5月20日(木)
この日は朝8時半から内閣部会・性的指向・性自認に関する特命委員会合同会議にて、「性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案」(議員立法)について条文審査。


まず、宝塚大学の日高教授より、「LGBTの子どもたちが直面しているいじめ被害・不登校・自傷行為・自殺未遂等の現状」についてヒアリングいたしました。

◇5月21日(金)
こども庁に向けてこども若者未来創造本部インナー会議。


元少子化大臣として(野党から政権復帰しての初代大臣)ヒアリングしていただきました。
私からは世界の中でも最低レベルのこども家庭予算を倍増に向けてや、男女格差の解消と子育てと仕事の両立対策が切り離せないことなどを、お話ししました。

これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。