みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ ジェンダーギャップ指数

3月31日、男女格差を国別に比較した、世界経済フォーラム(WEF)による「ジェンダーギャップ指数2021」が発表され、日本は156カ国の120位でした(前年121位)。
主要7カ国(G7)で昨年に引き続き最下位。
特に国会議員の女性割合が低いことなど、政治参画における男女差が順位に影響していることは変わりません。

自民党女性活躍推進特別委員会はこの日会議を開き、このことについて内閣府から詳細をヒアリングいたしました。
続けて、「女性のいない民主主義」の著者である東京大学の前田健太郎先生からお話を伺いました。
女性議員が少ないことで、民主主義の質が低下し、国家政策に偏りが生じ、経済、外交などの国力が低下すること、例えば中国の台頭に対抗するために国際社会の中での発言力などソフトパワーをつけていく上でも非常に不利であることなど、データを交えて講義していただきました。


当会では女性議員の候補者を増やすために、下村政調会長のもとへ政策相談へ伺ったばかりです。
今後、提言をまとめて役員へ要請します。


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇3月30日(火)
参議院法務委員会にて自民党を代表して質問いたしました。


夫婦の氏について、ミドルネーム案(結合氏制度)を提案しました。
29ヶ国で導入されており、日本が戸籍制度を導入した時に参考にしたドイツも、今は結合氏制度を認めています。同一戸籍、夫婦同氏(子も同氏)、ファミリーネームも守れますし、一方で女性の活躍やアイデンティティーを守りたい要請にも応えることができます。子どもたちは結婚するときは原則としてファミリーネームを引き継ぎますので氏が延々と増えるわけではありません。社会生活上は、結合氏を全部名乗らなくてもいいので、今までと同じ名前で過ごせます。旧姓の通称使用ではどうしても法的根拠がないため法的不安定さが生じますが、この案だと戸籍上の法的根拠が与えられます。3月3日の参議院予算委員会(テレビ中継)でも総理に提案し、多くの視聴者の皆様からご賛同の声をいただきました。
 
◇4月2日(金)
世耕幹事長記者会見の司会をさせていただきました。
先週は令和3年予算が成立し今週は3月末まで日切れ法案の処理もなされ出口を預かる参議院としての務めを果たすことができました。
参議院自民党として進めている、オリンピックパラリンピックに向けての各国大使館まわりは89ヵ国を終え、もうすぐ110カ国に達する見込みです。
世耕幹事長自ら3カ国を回られ、私森 まさこもフィンランド、ガーナ、アイルランドを周り来週はフィリピン大使館を訪ねます。
各国に大変喜んでいただき、様々なご要望もいただいて政府やホストタウンにお伝えしています。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。