みなさんこんにちは、参議院議員の森まさこです。


新年明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大がみられる中、国民の皆様には大変なご苦労とご不安をおかけする中での年明けとなりました。

緊急事態宣言の再発出を前に、自民党本部も例年にも増して緊迫した仕事始めとなりました。

昨年に引き続いてコロナウイルス感染症との闘いとなります。

昨年与党政府として決定した大型の経済対策によって、国民の皆様の命と健康と生活を守り、日本経済を立て直してまいります。

そのために私も、自民党副幹事長として菅内閣を支える二階幹事長・世耕参議院幹事長のもと、しっかり働いてまいります。

今年は震災から10年の節目を迎えます。

東日本復興加速化本部副本部長として次なる10年に向けしっかりと復興政策を進めます。

不安を抱える皆様に寄り添って、常に皆様のお声に耳を傾け、コロナに打ち勝ちって日本経済を立て直し、女性と子どもたちを守り、アフターコロナ時代の地方の新しい夜明けを光輝くものにするために、時代を牽引するデジタル化や多様性など新しい政策も全力で進めてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


[コロナ対策・経済対策]

まずは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、経済を回復させます。そのために、与党政府で昨年12月に財政支出約40兆円、総事業規模約74兆円の経済対策を決定いたしました。雇用を守るための雇用調整助成金の特例措置、中小企業の方々への公庫などによる資金繰り支援を延長するための予算措置を講じます。

[ウィズコロナ、アフターコロナを見据えて]

また、わが国の次の経済成長の原動力となるグリーン社会の実現のために2兆円の基金、デジタル化のために1兆円以上の予算を確保しました。

防災・減災、国土強靭化のために5年間で15兆円規模の事業を確保します。

少子化対策については、不妊治療の保険適用を令和4年度から実現し、それまでの間の助成制度も拡充します。

まずは、この経済対策を実現させるための補正予算を通常国会で早期に成立させるため、与党として全力を尽くします。

その上で、コロナを機に地方への関心が一層高まる中、デジタル化を進め、新たな働き方の定着を促しながら、地方への人の流れを生み出します。

観光や農業の改革を進め、地方の経済を活性化させることで、日本経済を浮上させてまいります。

[副幹事長として]

副幹事長として、以上のような政策を掲げ「国民のために働く内閣」である菅内閣を支えてまいります。

[復興五輪にかける思い]

今年は東京五輪・パラリンピックが開催されます。

今年の東京大会は、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として、また、東日本大震災の被災地が見事に復興しつつある姿を世界に向けて発信する場にする「復興五輪・パラリンピック」として、関係者が一丸となって、7月からの開催を実現する決意です。

[震災10年の節目に]

今年3月、東日本大震災から丸10年を迎えます。
この間、わが党は被災地の方々のご努力のもと、被災地の方々のお声をもとに、累次にわたって課題解決のための政策を提言するなど被災地の復興に邁進してきましたが、昨年3月には、帰還困難区域を除く全ての地域の避難指示が解除され、JR常磐線が全線開通しました。
また、福島イノベーション・コースト構想の中核をなす福島ロボットテストフィールドや福島水素エネルギー研究フィールドが全面開所するなど、本格的な復興に向けた動きが進んでいます。
しかし一方、今なお避難生活を送られている方がいらっしゃることを忘れてはなりません。
避難者の方が安心して故郷に戻れるよう、帰還環境の整備、生業の再生、根強く残る風評の払拭などの取り組みを加速させます。

菅義偉総理は昨秋の臨時国会の所信表明演説で「福島の復興なくして東北の再生なし。東北の復興なくして日本の再生なし」と力強く述べられました。
自民党東日本大震災復興加速化本部の第9次提言で最重要課題として政府に提案した新しい産業創出や研究開発、人材育成などを目的とする「国際教育研究拠点」構想を、進めます。

また、福島に移住して就業・起業をする場合の支援金の創設や移住・定住推進施策に対しても手厚い支援措置を講じます。

引き続き、全ての帰還困難区域について避難指示解除を目指し、地震・津波被災地域については国と被災自治体が協力して残された事業の完遂をするとともに、心のケアなどの事業や、中核産業である水産加工業の振興策等に引き続き取り組みます。

東日本復興加速化本部副本部長として次なる10年に向けしっかりと復興政策を進めます。


不安を抱える皆様に寄り添って、常に皆様のお声に耳を傾け、コロナに打ち勝ちって日本経済を立て直し、女性と子どもたちを守り、ふるさとの復興とその先の未来を光輝くものにするために、時代を牽引するデジタル化や多様性など新しい政策も全力で進めてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 



新年挨拶動画を幹事長室で撮影しました。動画はYouTubeで公開されています。是非ご覧ください。
https://youtu.be/f0b8QxcknbI