みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 地方議会の議長会との意見交換会

「地方議会の声をもっと国会に反映させるべきではないか」との考えから、この度、世耕幹事長が立ち上げた、「地方議会からの『意見書』に関するPTワーキンググループ」第二回会合にメンバーとして出席しました。
12月16日は、三議長会(全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会)を、お招きし、ご意見を伺っております。
選挙区から選んでいただいて国会に送っていただいている私たち国会議員は、選挙区のことや地方の状況や地方に住んでいる皆様のお気持ちから離れて国政を行うことがあってはなりません。
そのためには、住民の皆様に日々お会いしてその声を吸い上げていらっしゃる地方議員の皆様、地方議会の皆様のご意見に積極的に耳を澄ませてまいらなければならないと、あらためて心しました。



■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇12月15日(火)
第5次男女共同参画基本計画案が、自民党内閣第一部会と女性活躍推進特別委員会の合同部会で了承されました。


60人以上の国会議員が4回にわたり真剣に議論し、富岡部会長・森まさこ委員長合同案に了承いただきました。
双方の意見が収斂されてきております。
戸籍制度を変えずに、同一戸籍の中で考えていくことは自民党で一致しています。
また、子供の氏もバラバラにしないことも一致しております。
下村政調会長が言われるように、自民党は困っている人、悩んでいる人に寄り添って、具体的な解決策をどうしたら良いか皆で知恵を出していきたいと思います。

東日本大震災復興加速化本部の副本部長として、予算案、税制案の報告を受けて審議しました。私からは、国際教育研究拠点について、スクラップ&ビルドの視点に固執することなく、復興を進める視点から、これまでの復興拠点との連携をし、復興に必要な人材育成をしてゆくことに主眼をおいて基本構想を固めて欲しいと強く要望しました。
 
◇12月16日(水)
「コロナ禍の女性の雇用や生活への影響」と「再就職支援」
世耕幹事長の発案で始まった「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」(参議院自民党)は、コロナ禍において、特に女性の自殺が激増している現状などを踏まえ、ヒアリングを続けています。
この日は、特定非営利法人BONDプロジェクト橘ジュン代表から「自殺予防の相談支援について」、独立行政法人労働政策研究・研修機構周燕飛主任研究員から「コロナ禍の女性の雇用や生活への影響について」、それぞれお話を伺いました。
また参議院自民党独自のアンケート調査の結果についても分析を行いました。
特に周研究員の発表の中にありました、女性の失業者の再就職支援に関しては、先日私が委員長をつとめる自民党女性活躍推進特別委員会が菅総理に対して「シングルマザー緊急支援パッケージ」として提言し、昨日の第三次補正予算案に盛り込まれました。
引き続き、コロナ禍の女性のおかれている状況を深刻に受け止め、しっかり分析を行い、今後の議論に活かして参ります。

◇12月17日(木)
福島県の観光業の支援のお願いに、岩井国土交通副大臣、蒲生観光庁長官へ要請に行きました。

しっかり支援していただくまでまた行きます!

◇12月18日(金)
自民党政策調査会(下村博文政調会長)にて、第5次男女共同参画基本計画案をご審議いただき、了承されました。


夫婦の氏については、私どもの合同部会において、党内で継続して議論する場を設けて欲しいという意見が双方の立場から多数出ましたので、議論の場を設けることについて富岡部会長から提案がありました。


政調会に続き、自民党の政策決定の最終段階である総務会において、男女共同参画基本計画が承認されました。
今後、政府の閣議決定へと進んでまいります。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。