みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 臨時国会閉会

臨時国会が閉会しました。
菅内閣となって初めての国会。
日英経済連携協定や予防接種法等の重要案件に加え、決算の参議院として例年どおり前年度決算の審議入りを行うことができました。
閉会後は、第3次補正予算案及び来年度予算案の編成やコロナ対策等、年末に向けて大きな課題を与党としてしっかり取り組んで参ります。

写真は同席した世耕幹事長記者会見を私の席から撮影したもの。


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇11月30日(月)
この日の本会議では今井絵理子議員が参議院初めての手話での質問をしました。
質問のなかでは、コロナ禍での女性の失業や自殺が増えていることにも触れてくれて「森先生が女性委員会でまとめたことを質問に入れました!」と報告してくれました。
 
◇12月1日(火)
朝8時より女性活躍推進特別委員会を開きました。


「旧姓の使用拡大について」と題して行いましたところ、多くの国会議員の皆様がご参加くださりさまざまなご意見をいただきました。
この日は法務省からこれまでの経緯、内閣府男女共同参画局から世論調査の状況報告を聴取した後、稲田朋美委員長代行より個人のご意見として衆議院法務委員会にて質問した「婚前氏続称制度」案について披露いただきました。
自民党としては家族の絆を大切に、家族の戸籍は同一にするという共通認識が確認出来ました。
その上で、生まれ育った名字を大切に想う気持ちや社会で働く中で確立した名字、一人っ子どうしのカップルや一人娘の事業承継などの問題をどう解決していくか、課題も示されました。
今後は、歴史と伝統や、地方の実情、若者の意見や子どもへの影響も含めてより幅広くご意見に耳を傾けながらしっかりと勉強をしてまいりたいと思います。

行革本部にてデジタル庁のグランドデザインについて提言案を議論しました。


本部長代行てある私からは、デジタル庁の理念が大事であり、人員数や処遇などの組織体制の前に、なんのためにデジタル化を進めるのか、どんなデジタル国家を実現するのか、それによって国民がどのように幸せになるのかを、しっかり書き込まなければならないと申し上げました。
その理念から組織体制へ落とし込んでいかないと、単に利便性だけを追求したものになってしまう恐れがあるからです。
デジタルリテラシーが高い都会の一部のものであってはならず、地方·過疎地、中小零細企業や、高齢者、障がい者、女性特にシングルマザーなどの社会的弱者の皆様のお役に立つデジタル庁でなければなりません。
その姿を国民に見せるよう要求しました。
弱肉強食型のデジタル社会ではなく、国家監視型のデジタル庁でもなく、ヒューマンセントリックなデジタル社会を日本こそ実現して、コロナ禍を乗り越え、アフターコロナに世界で存在感を示してもらいたいとの意見を申し上げました。

◇12月2日(水)
本会議前の議員総会。オンラインで幹事長室から参加します。


世耕幹事長より、特に女性の自殺が増えている状況などに鑑みコロナ禍の不安によりそう勉強会を参議院自民党で行う旨発表がありました。

この日の午前中、東日本復興特別委員会にて自民党を代表して質問に立ちました。
平沢大臣、亀岡副大臣ほかに答弁いただきました。

福島県建設業協会の皆様から、国会議事堂内において要望書を受け取りました。



◇12月3日(木)
朝8時より自民党女性活躍推進特別委員会において勉強会を開催し、三浦瑠麗さん(山猫総合研究所代表)をお招きし「選択的夫婦別姓制度導入をめぐる社会的状況」とのご講演をいただきました。
2019年の参議院選挙における同研究所の調査(https://yamaneko.co.jp/reports/research2019/)をもとに、防衛や外交問題で差が出ることと比較して、夫婦の氏を含む女性問題については党派で差が出ておらず、むしろ党派よりも世代により考え方が異なっていることや、ひとりっ子の家や墓の継承など問題が生じていることなどのお話がありました。


お忙しい中ありがとうございました。

◇12月4日(金)
11時半より自民党女性活躍推進特別委員会と内閣部会の合同会議。
5年ぶりの改訂となる第5次男女共同参画基本計画の審議を行いました。


令和の時代にふさわしい、これからの時代を生きる若い女性と男性が夢と希望を持てるような内容にしたいと思います。 

これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。