みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 「いちはやく」

11月は児童虐待防止月間。
児童虐待かと思ったら189までお電話ください。
3桁の電話番号189は、私が少子化担当大臣時代に当時の田村厚労大臣(現在再任)らと力を合わせて実現したものです。(なお、消費者担当大臣でもあったので、消費者相談ダイヤルも188(いやや)にしました。)このような誰も反対しない様な簡単にできそうに思える改革でも、当時は反対意見や予算の壁、乗り越えなければならない企業側の課題もありました。菅義偉総理が取り組む規制改革や前例打破は本当に強い覚悟のもとでの公約であると思います。
子どもたちの命を守るための『189』。

どうかひとりでも多くの方々に広めてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14384.html


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇11月9日(月)
人生100年時代戦略本部会合に顧問として出席しました。
この日は医療改革に関する団体のヒアリングをいたしました。
 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、

 日本看護協会、四病院団体協議会、日本経済団体連合会、

 健康保険組合連合会
 
◇11月10日(火)
朝8時より党女性活躍推進特別委員会の第一WG(コロナ禍における女性課題WG)を開催し、委員長兼座長として挨拶しました。


コロナ禍において全ての国民の皆様が大変な思いをなさっておられますが、女性の雇用への打撃は大きく、就業者数は70万人減り、男性の37万人の2倍です。
また、女性の自殺が突出して増加し過去最高となっています。DVや性暴力の相談件数も1.6倍です。
シングルマザーの困窮状態についてもヒアリングしました。
世界的にも同様の被害が生じ、各国が対策を打ち始めています(UN Womenより)。
自民党がこういった声に迅速に的確な対策を講じ、政府の第三次補正予算の経済対策に盛り込んでいただくため、スピード感を持って官邸への申し入れにまでまとめてまいります。

緊急避妊薬(アフターピル)について、産婦人科医師等から現場の状況についてヒアリングがありました。
党女性活躍推進特別委員会第二WG(女性と健康WG)。
第二WG座長は松島みどり座長にお願いしております。



参議院自民党役員会。

1週間の党本部の動きが全て報告されます。
幹事長室、政調審議会の各部会、総務会にて何が話し合われたか、参議院から出席している議員から報告がなされ、参議院の幹事長室、国対、政審がしっかり情報を共有します。

また、参議院の審議日程についての議員運営委員会での状況も報告がなされます。
政府内の動きについても情報が提供され、この日は特に皇室における立皇嗣の礼の様子についても報告がなされました。

◇11月11日(水)
デジタル社会推進本部のサイバーセキュリティ小委員会に出席してインテリジェンスの観点から発言しました。
インテリジェンスPT副座長、特定秘密保護法担当大臣、党治安テロ調査会長4期、そして法務大臣をつとめさせていただきました経験からご意見を申し上げました。

法務省水際対策業務について、出入国管理庁の佐々木聖子長官から説明を受けました。


コロナ禍で難しい入管業務、女性長官がしっかりと努めています。
女性だから、と言われない本物の女性活躍のためにも、多様なロールモデルの存在が後継者を心理面で育成するためにも重要です。

福島県全県各地方からおいでになった福島県町村会の首長様方と昨夕意見交換をいたしました。


アクリル板を設置して離れた席でとはいえ、コロナ禍でなかなかお顔を見ることが減った首長様達のお顔を実際に拝見すると、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
東日本大震災と原発事故からの復興途上に令和台風に見舞われ、必死の復旧の後、コロナ禍です。少子高齢化の町村で日々のご尽力に頭が下がります。
自民党副幹事長として、ご要望に全力でお応えして参る事をお約束いたしました。

◇11月12日(木)
内閣府の男女共同参画局長の林さんと、局長室で打ち合わせ。


私は、自民党の女性活躍推進特別委員長として3つのWG(①コロナ禍における女性の課題、②女性の働き方、③女性と健康)を設置して動かしております。

ベビーシッターによる子どもの性被害事件を受けて、法務大臣当時、法務省・厚労省・文科省の3省で、性犯罪前歴照会制度について検討するよう指示を出しました。


この日は女性活躍委員会第3WG(女性と健康)を開き、日本版DBS(性犯罪の前歴がある者は教師、保育士などの子どもにかかわる職業に付けないとする海外の制度)のヒアリング。
難しい問題ですが、小児性愛犯罪者について特別プログラムで更生と立ち直りを図ってゆくことは勿論、一方で、この犯罪は再犯率・常習性が高く、かつ、子どもは教育的指導者に対して無防備となる特性があります。
全ての職業に就けないのではなく、子供に関わる職業には就けないとする制度ですから、何よりも子供を守ることについて優先するべきではないか、勉強をいたしました。

性犯罪の刑法改正3年後見直しの時期です。
法務大臣として、被害者団体から法務省性犯罪検討会の委員を選任したのは、私が初めてです。委員の女性割合も初めて半数を超えました。
この日は、Springの皆様が自民党幹事長室においでになりました。



◇11月13日(金)
首都機能移転についての平成11年国会等移転審議会答申では「栃木・福島地域」が最有力候補のひとつに挙げられました。
現在、災害がこれだけ頻発化激甚化し、関東大震災が起きたら首都機能はどうなるのか、課題性は更に高まったと言えましょう。
この日は菅家一郎代議士の呼びかけで、「首都直下型地震対策バックヤード構想(仮称)」会合第一回が開催されましたので、駆けつけさせていただきました。
Emergency Maneger(国際危機管理士)の資格を持つ私からも、危機管理の観点から環状型の複数の都市にまたがる地域にバックヤード機能を持たせる案には大賛成です。
議論を深めてまいりたいです。


これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。