みなさんこんにちは。参議院議員の森まさこです。

■ 第203回臨時国会開会

10月26日、第203回臨時国会の開会式が開かれました。
開会式は参議院の本会議場で行われます。
ですので、参議院にだけ、天皇陛下がおすわりになる椅子や御休憩処があります。
この日はコロナ対策のため、国会議員は役員などのみ出席し、残りの議員は会議室などでオンラインで開会式に参加する形をとりました。

菅義偉総理がはじめての所信表明をなさいました。
「福島の復興なくして東北の復興なし。東北の復興なくして日本の再生なし。」と謳いました。
コロナ禍における女性の雇用が厳しい状況に置かれていることに心を寄せた上で、これまで進めてきた女性活躍政策を止めないと宣言し、先日官邸へ上がりお願いしたとおりに言及いただきました。
また、福島県視察の帰りに隣の席に座らせていただいてお願いした地方のベビーシッターを含めた子育て資源の活用についても検討すると述べてくださいました。
ベビーシッター補助金制度やフャマリーサポート制度を活用し、子育てや介護と仕事を抱える女性を支えることで地域の復興や経済再生にもつながります。
もちろん、親が子どもと過ごす時間を確保するための育児休業、介護休暇なども、より活用しやすくすべきです。


■ 最新1週間の活動の一部ご報告

◇10月26日(月)
国会本会議前の議員総会。

コロナ対策のため我々副幹事長は幹事長室からオンラインで出席しました。
菅義偉総理にとって初めての国会。総理の所信表明がなされます。
コロナ禍で国民の不安を払拭し安全な生活と経済の安定を確保していくことが我々国会議員にとりましても重要な使命と心得え頑張ってまいります。

二階幹事長、下村政調会長。党三役のうち二人が揃って駆けつけてくださった党女性活躍推進特別委員会にて、委員長として冒頭挨拶致しました。多数の国会議員で大盛り上がり。

時間を過ぎても挙手が止まらず。自民党の女性活躍にかける熱意が伝わってまいりました。
「コロナ禍での女性の課題解決のためのWG(ワーキンググループ)」をはじめ3つのWGを設置しました。
詳しくはまた改めてご報告致しますが、社会課題への即応力、政策の実現力のある委員会にしてゆきたいと思います。

◇10月27日(火)
党の行革本部の本部長代行を仰せつかっております。
会の開始前に棚橋本部長と打ち合わせ。


この日は、デジタル庁による行政のデジタル化に関し地方自治体のシステムにつき議論しました。
私からは、テクニカルなことは勿論、何より大事なのは.システムを使う自治体の立場に立って、国民目線で基盤構成をしていくべきこと、合わせて、デジタルガバメント化によりどんな未来が実現するのか、その先に私たちがどんな景色を見れるのか、具体的に政府が示すべきだと指摘させていただき、総務省審議官、内閣官房科学技術IT推進室参事官より答弁いただきました。

会津若松市の室井市長とアクセンチュア会津の中村所長が参議院幹事長室を訪問してくださいました。


世耕参議院幹事長にご挨拶をしたのち、コロナ禍における会津若松市の現状などについてお伺い致しました。

党「人生100年時代の戦略本部」に、顧問として出席致しました。


本部長は下村博文政調会長です。この日の議題は少子化政策。
私からは、8年前第二次最初の安倍内閣少子化担当大臣をさせていただき、希望出生率1・8%や初の地方少子化交付金を予算獲得させていただきましたが、やり足りない事があり、大臣後、財団法人ワンモアベイビー応援団を設立し、全国調査や子育て世代の相談会を実施してきました。
その調査ではすべての年齢において一番の悩みは経済的問題です。
若い世代の雇用の不安定、男女の給料格差、税制を解決しなければならないと発言しました。

◇10月28日(水)
法務大臣のときにパーティーでお会いして意気投合したシンガポールのチュアン大使がお越しになり、両国の抱える課題について意見交換しました。


少子化問題への対応策として、子どもを持ったら一人目、二人目、三人目と所得税の減免をしており、三人いる方はタックスフリーになった例もあると述べられました。
デジタルガバメントも進んでおり、大使のお待ちの携帯を見せていただくと、パスポート、マイナンバーカード、その他全ての情報がセキュリティがかけられた状態でひとつの携帯に入っていました。
教育先進国でもあります。
さらに調査をしたくなり、資料を送付いただく約束を致しました。
なお、シンガポールとはビジネスマンに二週間の待機を緩和するビジネストラック協定を結んでおります

◇10月29日(木)


世耕幹事長が、代表質問に立たれました。
官房副長官として当時の菅義偉官房長官を支えた世耕幹事長だからこそご存知のエピソードも織り交ぜながら、国民のために働く内閣の中身について参議院議員の立場から鋭く御質問なされました。
写真は本会議前の議員総会での世耕幹事長挨拶の様子。

清和政策研究会の常任幹事に就任致しました。
初の幹事会がありました。
会長、副会長、事務総長に次ぐ役職でありまして、稲田朋美議員、松島みどり議員、末松信介参議院国対委員長とともに4名で務めてまいります。
国会議員約100名を抱える自民党最大の政策研究会として、国民の声に幅広く耳を傾け、菅義偉内閣へしっかり届けて行きたいと思います。

◇10月30日(金)
党の再犯防止推進特別委員会の相談役に就任しました。


谷垣禎一元自民党総裁が、全国厚生保護司会の理事長でありまして、総会に出席してくださいます。

本会議前の議員総会。コロナ対策としてオンラインで。
私たち副幹事長は、幹事長室に設置の院内テレビで参加しました。
この日の参議院本会議は、代表質問の続きが行われ、自民党からは磯崎よしひこ政審会長が質問しました。
党女性活躍推進委員長である私からリクエストしたコロナ禍における女性問題も質問に入れてくれました。
菅義偉総理からも頼もしい答弁がありました。
わが女性活躍推進特別委員会では、3つのWGを設置し、第一WGにおいてコロナ禍における女性の抱える課題を議論します。

これからも「愛するふくしまを守り、未来を切り開く!」の決意の下、全力で職責を全うさせていただきますのでよろしくお願いいたします。