初体験その1 | 田舎町恋愛症候群

初体験その1

自分の初体験は高校二年生の春

一年の後半辺りから付き合いだしたクラスメートの娘
小柄な綿菓子みたいな髪で可愛らしい娘で
AからBまでは結構早く辿り着いたのだが
なかなか最後の一線が越えられないで居た


今と違ってクルマは持って無いし
移動の手段はバイクだけ
おまけに高校生だったから基本的にお金を持って無い(笑)

ウチは兄弟三人で一つの部屋
もっとも上の姉貴は隣の県の大学に行ってたから実質的には弟と二人
彼女のとこは田舎の家で三世代が住んでる大家族

互いの家に行き来はしてたけど
どうしても邪魔が入ってしまう


野外でいたすのは当時は出来なかった


そんなある日チャンスがやって来た
彼女ん家の爺さん婆さんが温泉旅行に行った
彼女の両親は共稼ぎで夕方まで帰らない

おまけに家庭訪問の時期で学校はお昼から帰れる
互いに口には出さないが
「チャ~ンス」
なんて事を考えて居た・・・・・・・・はず

爺さん婆さんが旅行に行くのは
木金土の3日間
木曜日はウチの家庭訪問日
土曜日は彼女の母ちゃんがパートが休み

彼女の一つ上の姉さんは部活で遅くなるみたいで早くは帰らない

となると 残されたのは金曜日


なんかドリカムの歌にあったよね
「決戦は金曜日」
着々と計画は進んでる