神経衰弱症は病ではない、ただその本人が普通の人にもいろいろな場合に当然起こる感覚、気分に対して、いたずらに執着してこれを病気と信じ、恐怖し苦悩するものである



われわれの性質は生まれつきであってどうすることもできない。仏教で言うところの業である。

われわれには、やむにやまれぬ向上心がある。

少しでも進歩し、発展したいのがわれわれの本来の欲望

それを「生の欲望」という


森田療法の森田正馬氏のことば



読んでみようと借りたが、前半から半ばまでいまいちわからずえーん

私が生まれる前の本。

昭和初期から戦後あたりの方なので、言ってることが難しい。

和歌なども読まれたり、この世代は、論語をしばしば取り入れてた。

渋沢栄一氏も論語のイメージがある。


難しくて全部読んだか読んでないか。


最後の2つが興味深く、スラスラ読めた。


なぜ精神科医になったか?

森田氏の患者である方の体験談。

森田医師との関わりを書かれており、読みやすかった。




私なりに解釈したら、ざっくりと


「執着しなさんな」

「あるがまま受け入れて、精進し、向上心を忘れず、発展してみな」


という感じでしょうか。


客観的に物事をみた方がいいのかなとも思いました。


やっぱり本は、色々教えてくれます。