境界線を越えたら私が消えた
それは夜から朝に変わる瞬間
私は音を立てて消滅した
やっと静かになった
息を止める瞬間、私は嗤った
笑って過した日々があった
幸福な時間があった
けれどどうしても
泣きたいぐらいに死んでしまいたい夜が
確かにそこに存在していたから
爆発音と共に熱に溶ける私を
どこか安心して見送った
笑って過した時間の中で
どこか偽りを探していた
これは嘘なのだよと、あまり信じない方がいいよと
私はすごく、臆病者だったから
境界線が消えたら私が現れた
それは夜から朝に変わる瞬間
私は空間上に誕生した
なんだ、まだ生きてた
私は悪態をついて、泣いた
1日消滅
泣いてしまうぐらい、ここにいたい朝もあった