ついにXデーが来た。


そう、モラハラ夫との電話会談の日である。


核のボタンは押されるのか?
果たしてどうなる?


約束の時間は14時だった。

胃が痛い。

娘が騒ぐと話に集中できないので親に預け、別室で待機。


14時。


来ない。



13分後、ようやく電話が来た。


「もしもし…」


しばらくゴソゴソ何か物音がする。



私はそれが何か知っている。



奴は、ボイスレコーダーをセッティングしているのだ。



離婚だ!という話が出てから荷物がすぐ2つ届いたのを、私は知っている。


1つはボイスレコーダー。

2つめは『男の離婚術』という本だ。


本当にこういうところの動きだけは早い。


ボイスレコーダーのことは知らないふりをして話し合いをした。


私は思っていることを全て素直に話した。

・娘のことを考えると離婚はしたくない

・お互いの思っていることや不満、改善してほしい点をこの際全て話し合いたい

・家事育児に理解をもっと示してほしい

「育児休業中なんだから家事育児は全てお前が本来やるべき。皿洗いやゴミ出しをやってるだけありがたいと思え」と以前言われた。かつ、微々たる給付金も生活費として徴収されていた。相手は年収840万なのに。)

・私の両親をもっと大事にしてほしい

(渡航準備1人じゃ娘いて大変と言ったら「お前の親を呼べばいいだろ」と言われて怒りのスイッチが入った)

・家族アルバム「みてね」を喧嘩の際、義両親に非公開にしたのは申し訳なかった

(これは私には手に負えなくて義両親への🆘サインのつもりだった。たしかに手段はおかしかった。)

・私も相談するタイミングや渡航のプレッシャーを考えられなくて申し訳なかった

・感情的になり、言い方や話し方がきつくなる傾向があるのでこれから治したい


私なりに珍しく下手に出た。


結果、私からのオーダーは全て「お前も人のこと言えないだろ」で片付けられたwww


私なりに嫌いな義両親とうまくやろうとしてましたけどね。


なぜ嫌いかというと、

妊娠発覚の際、中絶することに反対しなかったから。

これは一生心の何処かにひっかかると思ってた。


でも、私なりにがんばった。


誕生日や母の日、父の日のプレゼントとか東京観光の際のアテンドとか。


元々夫の家族はあまり仲が良くなく、家族で旅行も行ったことないレベル。

逆にうちは、いまだに誰かの誕生日にはみんなでお祝いするほど仲がいい。


義母の誕生日には部屋のデコレーションまでして、プレゼントも買ってお祝いしましたけどね。


そもそも夫は還暦ってことすら忘れてて、何もするつもりなかったようでしたけど。


夫からうちの両親には手土産もプレゼントも、何かもらったときのお礼の電話もなかったですけどね。


電話会談で、少しでも向こうも悪かったという態度があればと期待してた。


甘かった。


相手はあくまでも、私の今までの言動が全て悪いと思っている。

たしかに私も悪い点はあった。

怒るのはいつも私からだった。


でも、その原因が何かはなぜ考えないんだろう。


東大行ってるのにEQが本当0に近い。


もうここは相手が折れる気ないので、私が完全に下に出ないと離婚を免れないと悟った。


すると相手は満足したようで、態度を軟化させていった。


そして、喧嘩のきっかけになった引っ越し準備の話になった。


よくよく聞いてみると、勘違いもあったようだ。


私がお願いしたのはこうだ。


夫の渡航日数日前に引っ越しを2人でやる


私と娘は実家に行く
夫は数日ホテルから出社


夫、出国


しかしこれを提案したらホテル代が出ない、お前ばかり大変だといつも言う!とキレられたのが喧嘩のきっかけだった。


しかし、電話で夫から違うことを言われた。


「俺が日本を出ないと荷物を向こうに送れない。つまり俺が出国した以降じゃないと引っ越しができない。だからあなたに依頼した。」


そういうことなら話は別だ。



両親だって、物理的に無理なら喜んで手伝ってくれたろう。


私だって、それならしょうがないねと承諾した。


「私はここが悪かったって色々言ったけどあなたは悪いと思った点、ないの?」




「ないね。あるとしたら引っ越しの件がミスコミュニケーションだったことかな。」


…クソが!



地獄のミサワかよ、お前。


そして一応仲直りということにし、東京へ帰る日取りを決めて3時間半に及ぶ電話会談は終了した。


核のボタンは免れた。


この時は。。