仕事をする上で、近い将来を予想することがある。


自分は通販の仕事をやっていて、

例えば物流分野等の人材不足から、

発送料金、梱包費用、資材など物流コストなどの値上げにいま直面していたりする。


こういう問題が目の前にない時は、
近い将来、AIがどう関係してくるかや、

シンギュラリティとはなんなのか、
正直どうでもいいと思っていた。


しかし、これは一時的な問題なのか
長期的なものなのかを予想し、

長期的な視点で見てから、
短期的な判断を下す必要性に
迫られてきている部分もある。


経営者の間でも、
AIやシンギュラリティが話題の中心に
なっていることに拒否反応をしている一方で、

近い将来を予想する上で、
やはり避けて通れないと再認識したのが

AIだったり
そして、シンギュラリティだったりする。


指数関数的な視点からみると、
20世紀のうちに達成した進歩の

1000倍の進歩を21世紀は遂げることになると思う。



指数関数的な視点に立つと、

昭和を生きた私のような人間が物事を判断する時、
20世紀と同じ視点から
その進化の延長線上で、

線形的に物事を見てしまうと
間違えた判断をする確率がとてつもなく上がる。

ほんの短い期間だけを捉えて経験するのなら 、指数関数的な傾向も線形に見える。)



シンギュラリティとそれ以降を考える上で

レイ・カーツワイルの未来予想は

線形的な視点でなく
指数関数的な視点で考えているので
ワクワクする。

(場合により、指数自体の指数関数的進化の視点)



子供のころ、
銀河鉄道999の松本零士や
スターウォーズのジョージルーカスが

近未来を見せてくれてワクワクしたのを、

大人になったいま
レイカーツワイルが子供の頃のそれに近いものを見せてくれていると思う。

レイカーツワイルは、いまはGoogleでAI開発の総指揮を取っている。


レイカーツワイルが何を考えているか?本から一部抜粋。


シンギュラリティ以後の世界では 、人間と機械 、物理的な現実と拡張現実 ( V R )との間には 、区別が存在しない 。


人間の脳のスキャンも 、指数関数的に向上しているテクノロジ ーのひとつ。


今や 、人間の脳が働く原理の本格的なリバ ースエンジニアリング (解読し 、それを A Iなどのテクノロジ ーに応用すること )に充分なツ ールを手にしている 。すでに 、脳の数百の領域のうち数十は 、かなり高度にモデル化されシミュレ ーションされている 。二〇年以内には 、人間の脳のすべての領域の働きについて 、詳細に理解できるようになる


二〇二〇年代の終わりまでには 、コンピュ ータがチュ ーリングテストに合格できるようになり 、コンピュ ータの知能が生物としての人間の知能と区別がつかなくなるまでになる 。


非生物的な知能は 、技能や知識を 、他の機械からダウンロ ードするようになるだろう 。そのうち 、人間からもダウンロ ードするようになる 。


機械は 、インタ ーネットを通じて 、人間と機械が合体した文明にあるすべての知識にアクセスし 、そのすべてを習得することができる


機械が 、人間のもつ設計技術能力を獲得すれば 、速度や容量は人間のそれをはるかに超え 、機械自身の設計 (ソ ースコ ード )にアクセスし 、自身を操作する能力ももつことになる 。


ナノテクノロジ ーを用いてナノボットを設計することができる 。ナノボットとは 、分子レベルで設計された 、大きさがミクロン (一メ ートルの一〇〇万分の一 )単位のロボットで 、 「呼吸細胞 」 (人工の赤血球 )などがある 。ナノボットは 、人体の中で無数の役割を果たすことになる 。


ナノボットは 、生体のニュ ーロンと相互作用して 、神経系の内部からヴァ ーチャルリアリティ ( V R )を作りだし 、人間の体験を大幅に広げる。


脳の毛細血管に数十億個のナノボットを送り込み 、人間の知能を大幅に高める 。


ナノマシンは、脳内に直接挿入することができ、脳細胞と相互作用することが出来る。その結果、真のバーチャルリアリティが、外部機器を必要とせずに生成することが出来る。


宇宙が覚醒する
シンギュラリティの到来後 、人間の脳という生物学的な起源をもつ知能と 、人間が発明したテクノロジ ーという起源をもは 、物質とエネルギ ーを再構成し 、コンピュ ーティングの最適なレベルを実現し 、地球という起源を離れ宇宙へ 、外へと向かうことで 、この段階に到達する 。



と、本に書かれていています。





自分が考えるに、


これまでテキストや動画、写真などがクラウドで共有されてきたように、

シンギュラリティ以降、
それが人間の脳を含めて
クラウドにバックアップする時代が訪れて、


VR技術がさらに発達し、

それらのバックアップされた他人の経験を
感覚なども含め、疑似体験することが容易になる。

(臨死体験者が、死後、他人の経験を体験したい時体験出来たと話していた事を思い出しました。)


また、人間の脳のバックアップから
スターウォーズで言うC3POみたいなドロイドに移植出来るようになる。

という事でしょうか?


現在、インターネットは
地球上をネットワークしているに過ぎないが、

宇宙全体に
ネットワークされる技術が出来、
宇宙全体がひとつのネットワークにつながれ、


宇宙全体の生命や非生命を含め、

アップロードされたデータから、
疑似体験なども可能になり、

宇宙全体がまたひとつに戻る事を、レイカーツワイルは宇宙の覚醒と言っているのかどうか。。


VRが生命体に組み込まれ、

感覚を含め体感できるVR内での作られた現実と、
いま見ている現実が

区別が出来ないレベルに達した時、

私ならもしかしたら、
どちらも実は実在しないと感じているような気がしてなりません。
どちらも、ただの脳の解釈なだけだったと。


時間自体が幻だと言う
物理学者も多い時代なので

何が究極の現実なのか?
知りたい事がますます増えます。


 

普段はあまり人の言うことに

耳を傾けることはないのですが、

 

一部の方々などの意見に耳を傾けることもあります。

 

 

例えば

ニトリ会長の意見は全部読んでいます。

 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54073

 

少しようやくすると

 

 

・アメリカは'18年中に下降局面に入るでしょう。トランプが掲げた政策はうまくいかない。いまは法人税減税に沸いていますが、じつは別のところでは増税しているのだから、冷静に見ると経済効果はあまりない。

 

 

・為替市場が円高に振れていく。'18年は1ドル=100円近くまでいく場面もあるかもしれませんが、年末に1ドル=105~108円前後

 

 

・アメリカで起きたことは、将来そのまま日本で起きる

 

 

あとこのURLの記事ではないですが、

2019年から停滞期に入るのでそのころから

投資活発化させるということも話されていました。

 

 

 

あとインターネット関連については、

デジタルガレージという会社の投資先については

すべて把握するようにしています。

 

デジタルガレージの投資先は、

最近の例ではビットコイン関連(ブロックチェーン)やかなり前だとツイッターなど。

 

 

 

数年後のインターネット業界については、

この会社の投資先を見ているだけで少し想像ができます。

 

いま、ビットコイン等が盛り上がっていますが、

たしか4年ほど前からデジタルガレージは投資していた?

ような気がします。

 

 

最近はやっていないですが

毎日、デジタルガレージさん周辺の動きを、

RSSやらツイッターやら情報収集に時間をかけていました。

 

 

ビットコイン関連はツイッターやRSSなどの情報収集していて、

2013年ごろに一番話題になっていたと思います。

 

 

それ以外だと、

 

ネット関連だとファンコミュニケーションズの

社長 柳澤安慶さんは

 

2001年春夏?頃存在を知り、

それから尊敬しています。

 

 

芸能人のブログは読まないのですが、

この方のブログ、ツイッターは

よく読んでいます。

 

 

最近はアマゾンに対する言及が多く、

ニトリの似鳥会長との共通点も多々あると思います。

 

 

 

また、歴史は学生の時は

暗記暗記でまったく興味がなかったのですが、

 

歴史の大きな流れを見ることは

30歳以降、

すごく好きになりました。

 

 

例えばニトリの会長が言っていた

アメリカで起きたことは将来そのまま日本で起きる

という発言を100%そのまま信じてしまいます。

 

ここ20年間の日本のインターネット業界についても、

アメリカがやっていて日本がやっていないサービスに

一番早く気付いた会社が、

いま大手になっています。

 

 

商品の内外価格差ではないですが、

サービスについても

 

アメリカで急激にアクセスを伸ばしつつあるサービスで、

日本に導入されていないのであれば

 

日本でのファーストペンギンが

リスクを最小化し、リターンを最大化できる手法のひとつかと今でも思っています。

 

 

戦後アメリカがたどった小売業などの流れ、

景気の流れ等を

10年単位で見ることも非常に有用だと感じます。

 

 

 

実用的ではないのですが、

もう少し大きな100年単位の流れを

たどることも好きです。

 

 

情報を得るだけでなく、

会社も頑張っていこうと思います。

 

関連会社含め、

今期はグループで年商20億円弱になりそうです。

 

この数年であともう少し(1.5倍)やろうと思います。

 

スタッフへのボーナス額の目標があるので、

それを実現させたのち、

 

寄付についても、

途上国のトイレなどまだまだ作っていきます。

 

 

しかし本音は、

売上や為替、足元のこと、

数年後のインターネット業界についても、

 

池の水がじゃぶじゃぶその場で波を打っているような、

小手先のことと感じています。

 

 

それが果たして自分にとり本質的なことなのか?

いつものことながら考えてしまいます。

 

 

 

 

息子が大きくなり、算数を教えることや、息子の疑問に答えることが多くなりました。

 

なんで雨が降るの?

 

という質問に答えるときに果たして本当にあっていたのかどうか?

不安になりながら回答していました。

 

また、質問に答えているとき、気圧やら気温など

さらに子供がわからない単語を使っていて自分の無力さに落ち込みます。

 

 

 

足し算を教えながら、

 

1+1=2

と教えながら、

 

数学的にはあっているが、

物理学的には「条件による」

 

ということも伝えるべきか否か、正確には~

ということも付け加えるべきか否か、

葛藤しています。

 

 

ヨーロッパにCERN研究所という有名な場所があります。

そこで、

電子と陽電子を、高速の99.9999・・%の速度で逆向きでぶつけると、

 

π中間子10個+陽子+反陽子

 

になり、(電子+陽電子)の重さに対して、3万倍になることが知られている。

 

この場合、

1+1=60,000

     (2の3万倍)

という結果になる。

 

 

1600年代にアイザック・ニュートンが生まれ、ニュートン力学が生まれたときに

質量は失われることも、また生まれることもないという(質量保存則)

1+1=2

の世界だったが、

 

1900年代にアインシュタインが相対性理論を発表してから、ニュートンの仮定が間違っていたことが分かってきました。

 

よく知られているアインシュタインの方程式

E = mc2

(E・・・エネルギー。 m・・・質量。 c・・・高速度)

 

これは

m=E/c2

と書き換えると、質量のmはE(エネルギー)に比例している。

(静止している孤立した物体にしか当てはまりませんが・・・)

 

先ほどの

1+1=60000

は、高速で移動するエネルギーがぶつかり、質量に変わった一つの例。

 

ということを息子に教えるべきか否か。

 

 

さらに

「そもそも質量って何?」

という疑問も、生まれるかもしれません。

 

その答えは

「エネルギー」と答えてしまったら、

 

じゃ、エネルギーとは何か?どんな種類のエネルギーがあるのか?そもそも最初のエネルギーは何から発生したか?・・・・次から次へと疑問が生まれてくるかもしれません。

 

*最新物理学では、目に見えている物質だけが、世界を構成している要素ではなく、

 

・ダークエネルギーとダークマター (+α)

という目に見えないものが、

実は、、目に見えている物質以外の約95%も占めているということが分かってきています。

なんか良くわからないですね・・・

 

 

純粋に子供の時に感じた疑問に対して

問題集を勉強すれば解決すると教えるのはもったいない気がします。

 

自分が高校ぐらいの時に問題集をやることのバカらしさから勉強嫌いになったのは、

バカらしいひっかけ問題を解くことや、応用ばかりを教えて、

 

子供の時に感じたような本質的な疑問への回答をされなかったからではないかと、

最近、子供に教えていて思い出しました。

 

 

かといって、自分がすべての質問に対して本質的な回答をすることが出来るかというと、

ほぼ9割9分できないので、当時の教師の気持ちも、

ようやく逆の立場になって理解できるようになった気がしました。

 

 

子供に聞かれたときに多少対応できるように、

少しは本でも読んでおこうと思います。