再びこんばんは。
今度はちょっと真面目な話。
昨日、今日とオープンキャンパスでした。
大阪芸大演奏学科ポピュラー音楽コース(な、な、長い
)では、このオープンキャンパスで学生コンサートというものを毎回開催しています。
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
それぞれ学生が今、やりたい音楽を仲間を集めてバンドを結成し、練習を重ね、録音して音源を作る。
これを先生方がそれぞれ聴いて採点をし、上位から出演するという形式です。
今回二日間のオーキャンは、夏のプロムナードコンサートに出演できるかの最終オーディションにもなっています。
そのため、このオーキャンにはどうしても出演し、且つ本番で練習してきた成果を出さなければプロムナードコンサート出演権は獲得できません。
大変です。
そう、だから学生はみんな自分たちでリハーサル日程を出し、スタジオを予約して練習する。
頼まれれば先生方もそれぞれ自分の時間を削ってリハーサルに立ち会い、アドバイスするという日々です。
今回、私が一年生の頃から担当している女の子3人がオーキャンに出演しました。
うち二人は初出演。
この二人は緊張しまくってました(笑)
そりゃそうだ。。。
そして、一人は五月のオーキャンにも出演している女の子。
この学生が五月のオーキャンに出た時、私はものすごいダメ出しをしました。
緊張していることはいい。でも、無表情すぎる。まるで蝋人形みたい。
しかもダンスも出来てない。
歩き方がなってない。
英語の発音が直らない。
バンドとのコミュニケーションも出来てない。
などなど。
でも、彼女はとっても頑張り屋でして。
私にめちゃくちゃ言われながらも一度もレッスンを休むことなく、真面目に取り組んできました。
そして二度目のオーキャン。
今回はビヨンセの曲でダンサーをつけての挑戦。
これがね、、、本当に素晴らしいステージだったわけです。
いや、厳密に言えばバンドの演奏が、、同期音源を使っての演奏だったので、不慣れな学生たちはリズムを見失い、生のリズムとズレる、、という失態をおかしました。
が、ボーカルの当人は、、、、
最高のパフォーマンスを見せてくれました。
五月のオーキャンから見違えるような顔つき、動き(歌はまぁ、、、、もうちょいがんばろ)
パフォーマーはお客さんの前で成長するんだなと改めて感じました。
この成長は今回、一番嬉しかった。
100回の練習より1回の本番とよく言われます。
まさにそう。
一度経験したことによって開花した部分がとても大きかった。
素晴らしい成長を目の前で見られて本当に感動しました。
お疲れ様でした!!
森川美穂