遡って田舎生活の記録。
7月は稲の花が咲いて緑が濃くなってく時期らしい。18歳まで暮らしていたのにインスタで初めて知った。
息子はじぃちゃんに金魚のフンのようにくっついてく。
父が外出した時は車の音を聞きつけてカーテン越しにのぞいてるし、トレイまでついていく。ストーカーやんか。
ある日の夕方散歩。
大きくなったなとしみじみ。
7月、ホーチミンに戻る前に義実家と姉家族が集まってくれました。
私は龍野城下町をアテンド。といっても住んでいたとはいえ観光となると知らないことばかり。。
たつの市は揖保乃糸と醤油が有名。あと赤とんぼの作詞家三木露風の誕生した町。
薄口醤油発祥の地として資料館があるのではじめて行ってみました。これが想像以上に面白かった。
ちなみに入場料10円。
他のお客さんもいたから騒がないか心配だったけれど、メカ好きボーイにはたまらん場所。
昔の醤油蔵の様子を眺めて大人より楽しんでた。
続いて龍野城の天守閣跡地へ。
敵が来たらここから鉄砲で撃ってたんだよと説明したら嬉しそうに城下町を眺めてた。かわいいやつ。
本丸御殿へ。
無料で観覧できます。
ひと通り見学して忍者ごっこ🥷
お城の見学を終えて近くにある霞亭へ。
ここは揖保乃糸が食べられるお店。他にも地元で採れた梅を使ったかき氷など甘味も味わえて観光にはおすすめ。
暑いけれど名物の霞亭にゅうめんをいただくことに。これ、名物だけあってすごく美味しい!そうめんは揖保乃糸の黒帯。お出汁が鯛や昆布やいりこが使われていて微かに感じる甘みもいい。穴子が上にのっていてその香りもよい。
梅は梅干しを塩抜きして甘く煮たもの。梅干しだと思ったら想像していたものとは別物のお味で、甘味がアクセントになってとてもよかった。
こちらのひやしそうめんはさすがの揖保乃糸でした。ひねだからコシ強め。
昼食を終え、義家族も一緒だったのでKURA Terrace TATSUNO
でたつの市の名産品を買いに行きました。
お醤油の種類が豊富で私もたつの醤油かつおを購入。
揖保乃糸は食べ比べセットなど種類が豊富だった。
珍しい全粒粉も発見。
ちなみに私は紫の帯の北海道の小麦を使ったそうめんがもちっとしていて好き。
昨年、龍野国際映画祭の劇場のひとつとなっていたゐの劇場。元々は醤油蔵だった場所。
次は名物の醤油まんじゅうを食べ比べしてみようということで和菓子屋さんへ。
龍野城下町を散策しながらクラテラスから5分ほどで吾妻堂に到着。
外観も内装も昔ながら。
続いて觜崎屋本店。こちらも老舗だけれど小綺麗な雰囲気。
醤油まんじゅうと鮎もなかも購入しました。
そして食べ比べ。
吾妻堂はしっかりと醤油の味がして餡子の風味がよい。
觜崎屋本店は比べると食べやすい醤油まんじゅう。
家族3人が食べて全員一致で吾妻堂が美味しかった。ただ觜崎屋本店も美味しくないというわけではなくて、醤油まんじゅうだから醤油の味をしっかり感じた吾妻堂の方がよかったかな。
他にも最近できたカヌレ型のレモンケーキ屋さんRaison d'etre tatsuno×MOTO farmも購入。
本当は以前あった醤油ソフトクリームが食べたかったんだけど、、コロナのせいなのかお店がなくなって残念。
他にも雑貨屋さん、駄菓子屋さんなどを巡って3時間ほどの散策で龍野城下町を堪能できました。
帰った夜、お隣のお家からそうめん流しのお誘いが。長い竹で流していただく素麺のおいしいこと。
昔は両隣、そして私の祖父母もお素麺を作っていましたが今はこちらの一軒のみ。ベトナムに戻る時はいつも美味しいお素麺をいただきます。ありがとう。
翌朝は早起きして佐用町のひまわり畑へ。
30分ほどで到着。
ただ時間帯が悪かったせいなのか下向きのひまわりばかり。それでも膨大なひまわり畑に感動。
蓮の花も。
こちらは満開でとても綺麗だった。
1本100円で蕾を購入したけど咲かった。なぜだろう。
この日のお昼は、赤とんぼ広場にあるたこ焼き。
地元では有名で子供の頃はここに買い物に来るたびに買っていた思い出の味。
赤とんぼ広場は今年の秋で閉館するらしい。思い出の詰まった場所だからとても悲しいけれど、たこ焼き屋さんは移転して営業を続けると店主のおっちゃんが教えてくれた。よかった。
今までたつの市観光って地元だからあまりしたことなかったけれど、新たな発見もあって面白かった。これからも地元の魅力を一時帰国中に探して行きたいな。